今日は、米屋の「一粒栗まんじゅう」を紹介します。
ホックリ気分を求めている人・和菓子好きは要チェック!
米屋とは?
明治32年に千葉県にある成田山の門前町で創業した「米屋」。
成田新勝寺の精進料理” 栗羹”をヒントに、日本初の”栗羊羹”の製造・販売を手掛けたことが創業のきっかけでした。
つまり「米屋」は、日本の和菓子史を語る上で欠かせない存在と言っても過言ではない存在です。
なお、和菓子屋さんとは思えないその名の由来は、創業者諸岡長蔵氏の先祖が、江戸時代に米穀や雑貨を扱う米屋だったから。
そんな米屋の名物といえば、熟練の技術の詰まった伝統の味”栗羊羹”はもちろん、ユニークな”ぴーなっつ最中”も有名です。
キャッチフレーズ「なごみの米屋」のもと広く親しまれているその味は、大手ECサイトでも気軽に購入可能です。
▽ いずれも安心の公式ショップ!色々試せる楽しいセットもあります。
また、老舗「米屋」が手掛ける一部和菓子は、コンビニでも気軽に買えます。
食べた商品
今回食べたのは、米屋が手掛ける「一粒栗まんじゅう」です。
しっとり仕上げた白餡の中に、柔らかな甘露栗を丸々一粒入れた食べ応え抜群の栗まんじゅうです。
ちなみにこれ、近所のローソンで購入しました。
きらびやかなチルドスイーツの目の前に並ぶこやつは正直地味。
ただ、ある日ふとその姿に強く惹かれて購入してみました。
また、米屋のHPには自社が手掛ける商品の説明ページがあるものの、ずばり「一粒栗まんじゅう」の掲載はありません。
一方で、どう見ても同じに見えるおまんじゅうが、「栗籠(くりかご)」という名で販売されていました。
でもこれ、原材料名もカロリーも、さらには価格も違います。
コンビニ仕様の「一粒栗まんじゅう」より、ボリューム低めでお値段高め。
作りはそっくりですが、栗籠は一粒栗まんじゅうの上位互換バージョン?
これは食べ比べしてみるのも面白そうですね!
▽ 「一粒栗まんじゅう」にそっくりな「栗籠」はポチッと気軽に買えます!
商品詳細
商品名
一粒栗まんじゅう
値段
税込み173円
原材料名
砂糖(国内製造)、白いんげん豆、小麦粉、栗甘露煮、鶏卵、加糖練乳、ショートニング、還元水飴、水飴、殺菌加工凍結卵/膨張剤、香料、(一部に小麦・卵・乳成分・ゼラチンを含む)
栄養成分表示(1個当たり)
熱量214kcal・たんぱく質4.2g・脂質3.4g・炭水化物41.7g・食塩相当量0.1g
内容量
1個
賞味期限
購入品は、購入日の30日後
製造者
米屋株式会社
感想
袋から現れた「一粒栗まんじゅう」は、直径最大5.5cm・高さ最大3.5cm弱・重さ67gと、大きさの割に重みがあります。
こうやって改めて見ると、栗籠の写真ほど表面の焼き色は強くありません。
ただ、断面を見てみるとまさに栗籠と同じ作り!
真ん中に栗が入ったたっぷりの白あんが、生地で優しく包まれています。
食べてみると、きめ細やかなしっとり生地と滑らかな白あんのコラボには、ホッとできる美味しさが詰まっています。
香ばしさと甘さが織りなす味わいに、栗のアクセントが加わるのも絶妙で、地味と侮るなかれな美味しさです。
ちょっと地味だしオリジナルの和菓子もある中わざわざ販売するのはなぜとか思ってしまっていましたが、これは食べる価値あり!
今回初めて食べましたが、一気にファンになったとともに、この味が恋しくなることがこの先たびいたびありそうだと感じました。
この子の美味しさに気づけて良かった!
唯一の難点を上げるとしたら、断面を見た限りそこそこの大きさがあるように見える栗。
これ、割った際に半分になった栗がポトッと落ちた際に気付いたのですが、かなり小さいです。
ここにもう少しボリュームがあると嬉しいなとは思ったり。
この値段をキープするにはこのサイズが限界なのかもしれませんが、そこを強化されたらもっと美味しくなりそうです。
ちなみに、今回紹介した「一粒栗まんじゅう」の近くで同じく米屋が手掛けるどら焼きがよく販売されています。
そしてこれ、あくまで個人の感想ではあるものの、どこまでも普通などら焼きです。
悪い意味ではなくむしろ良い意味で、変なこだわりを感じないどこか古き良き懐かしさが詰まった味わいがこれまたおすすめ!
ボリューム満点なので、素朴などら焼きをお腹一杯食べたくなったときには、ぜひこちらをチョイスしてみてください。
まとめ
個人的評価:★★★★☆
明治32年に千葉県成田山の門前町で創業した「米屋」は、日本初の”栗羊羹”を作った和菓子の老舗です。
そんな米屋が手掛ける和菓子は、コンビニでも気軽に買えます。
特に、ローソンでよく販売されている「一粒栗まんじゅう」は、地味な見た目と裏腹、ホッ栗とした美味しさが詰まっています。
ぜひ和菓子好き・栗好きの人は、チェックしてみてください!
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