今日は、鎌倉紅谷の「クルミッ子」を紹介します。

間違いなく美味しい!ただ、最近の異様な人気っぷりはちょっと不思議?!
鎌倉紅谷とは?
1954年、昭和29年に和菓子職人と洋菓子職人2人によって創業された「鎌倉紅谷」。
以来、鎌倉紅谷では、”和”の品と”洋”の華、そして何より古都鎌倉らしさを感じられるお菓子作りを大切にしています。
経営理念は「常に美味しさを追求し続ける」・「心を込めたお菓子とサービスで、「笑顔」と「しあわせ」をつくる」。
その実現に向けて、美味しさへのこだわりを追求し続けています。
なお、鎌倉紅谷の定番”クルミッ子”は、近年その人気がますます上昇中。
行列必須の超がつく人気商品として、確かな地位を築いています。
食べた商品
今回食べたのは、鎌倉紅谷の看板商品「クルミッ子」です。
利用した直営の横浜高島屋店にはバラ売りがなかったので、5個入を購入しました。
エンガディナーをヒントに生み出された焼き菓子で、クルミがたっぷり入った自家製キャラメルをバター生地で挟んでいます。
一方で、エンガディナーはあくまでヒント。
鎌倉紅谷ならではの味にこだわり、ひとつひとつの工程を職人が丁寧に手作りしています。
[出典]紅谷鎌倉公式YouTubeチャンネル
たとえば、クルミッ子の命とも言えるキャラメルは、気温・湿度の影響が大きくマニュアル化することができません。
最終的に職人の経験と感を頼りに、その味は守られています。
また、生地とキャラメルの一体感へのこだわりから、上の生地は2~3mm、下は5~6mmと、上下共にミリ単位で厚みを調整。
最初に口に入る生地を薄くすることで、食感を軽やかに仕上げています。
そのため、クルミッ子を食べるときには、上下方向を守って食べるのがおすすめです。
そんなこだわりが詰まったクルミッ子は、年々人気が高まり、直営店の多くがオープン前から行列ができ平日でも夕方には売り切れ。
毎朝9時から販売を開始する、オンラインショップについても同様です。
ここ数年はますます入手難易度急上昇中の、神奈川が誇る銘菓です。
ちなみに、大手ECサイトで販売されているのをよく見かけるものの、いずれも転売であることが公式HPに明記されています。
こちらは眺めるに留めて、正規店から購入するようにしましょう。
なお、直営店以外の正規品を扱っている店舗詳細については、こちらから確認いただけます。
▽ 価格設定なかなかに強気です。買ってはダメです!
商品詳細
商品名
クルミッ子5個入
公式サイト:https://beniya-ajisai.co.jp/products/kurumicco/
値段
税込み810円(2023年4月に税込み767円から値上がり)
原材料名
くるみ(アメリカ産)、クリーム、砂糖、小麦粉、バター、水飴、卵、はちみつ、牛乳/トレハロース、膨張剤、(一部に小麦・卵・乳成分・くるみを含む)
内容量
5個
賞味期限
店頭購入品は、購入日の51日後
栄養成分表示(1個当たり)
熱量126kcal・たんぱく質1.6g・脂質8.4g・炭水化物11.9g・食塩相当量0.06g
製造者
株式会社鎌倉紅谷
感想
「クルミッ子」はひとつひとつ、かわいいリスがデザインされたビニルで包装されています。
封自体は割りと簡易的で、簡単に開けられる仕様です。
直方体のクルミッ子ひとつあたりの大きさは、約5cm・2cm強・高さ約2.5cm・重さ24gと小さめ。
カロリーも126kcalと、小腹に嬉しいサイズ感です。
横から見ると、確かに下側の生地が少し分厚く見えます!
ただ、何よりもその生地でサンドされたキャラメルの量、さらにそこにたっぷり入ったクルミの姿が印象的です。
食べてみると、生地はさっくりホロホロの繊細な食感で、バター香る味の主張もかなり優しめです。
ちなみにこれ、小麦粉・バター・はちみつだけで作られたすごくシンプルな仕様なんだとか。
一方で、味のメインを占めているキャラメルも滑らかな口当たりで、甘さ・ほろ苦さ・バターのコクとも絶妙です。
さらにそこに加わる、コリコリのクルミの香ばしさのアクセントがより味わいに深みを与えてくれます。
しっかり濃厚な甘さなのに、不思議なほどくどさを感じません。
また、キャラメル特有のネチッと感もなく、口溶けもとても良いです。
なお、違った食感を楽しめる冷やし食べも公式でおすすめされています。
一気にキャラメルに丈夫さが出て、口の中でゆっくりじっくり味わえるのが面白い!
ただ、いずれにしても全体的に、特別な美味しさというよりホッとする味わいという印象を受けました。
あくまで個人の感想ですが、どうしてあそこまで人気なんだろうとは正直思ってしまったり。
と言いつつ、なかなか買えないレア感も手伝い、少しの待ちで購入できそうなのを見かけるとつい買ってしまう魅力はあります。
話題性・かわいいパッケージ・常温で日持ちする使い勝手の良さが揃っているので、思わず誰かにあげたくなるな、と。
ちなみに、2022年、2023年とも4月に値上げを実施しています。
もはや早めに食べておけば食べておくほどお得かも?!
人気もどんどこ高まる勢いなので、気になる人はぜひ早めにチェックしてみてください。
まとめ
個人的評価:★★★☆☆
1954年創業の老舗「鎌倉紅谷」は、”和”の品と”洋”の華とともに古都鎌倉らしさを感じられるお菓子作りを大切にしています。
そんな鎌倉紅谷の代名詞とも言える銘菓といえば、「クルミッ子」!
行列必須の大人気のクルミッ子は、バター生地・クルミ・キャラメルの三位一体が楽しめる贅沢な味わいが魅力です。
パッケージもかわいく、常温で日持ちもするのでちょっとした手土産や自分へのご褒美にぴったりです。
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