「わり氷」と琥珀糖の違いは?石川土産にぴったりな涼で美味な和菓子

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今日は、和菓子村上の「わり氷」を紹介します。

よく混同される存在に「琥珀糖」がありますが、違いをご存じですか?

気になる人は、今すぐ記事をチェック!

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わり氷と琥珀糖の違いは?

結論から言うと、わり氷は和菓子村上の琥珀糖の商品名です。

つまり、琥珀糖は和菓子の名前で、わり氷は商品名。

よく「琥珀糖」と「わり氷」の違いを調べている人がいるようですが、わり氷は和菓子村上の琥珀糖の商品名に過ぎません。

琥珀糖は色々な店舗が手掛けている一方、わり氷が手に入るのは「和菓子村上」だけ!

和菓子村上以外で「わり氷」には出会えません。

なお、琥珀糖は、寒天に砂糖や水飴を加えて煮詰めて固め乾燥させた、ゼリー状の砂糖菓子のことです。

シャリっとした表面とクニュンとした中の食感のコントラストがクセになる、江戸時代に誕生した歴史深い和菓子です。

和菓子村上とは?

和菓子村上のロゴ
[出典]和菓子村上公式HP

わり氷を手掛ける「和菓子 村上」は、明治44年、1911年に石川県金沢の地に創業した老舗和菓子店です。

「金沢でこの路、ひとすじ」のモットーのもと、和菓子の基本、餡にとことんこだわっているのが特徴です。

創業以来守り抜かれている自家製餡へのこだわりは、お菓子作りすべてに生かされています。

そんな和菓子村上の一番人気と言えば、「黒糖ふくさ餅」です。

ただ、村上の銘菓は「ふくさ餅」だけではありません。

食べた商品

和菓子村上のわり氷(プレーン・加賀棒茶・能登塩サイダー・金沢ゆず)の集合写真

今回食べたのは、和菓子村上のふくさ餅に負けない人気商品「わり氷」です。

和菓子村上が手掛ける琥珀糖が、「わり氷」です。

村上のわり氷に使われている原料は基本、寒天とお砂糖と白山の伏流水の3つだけ。

寒天の乾燥に6日をかける伝統製法により、外はかりっと中はしっとりの唯一無二の食感に仕上げています。

また、一粒一粒形が違うのは、職人が手で割って作っているためです。

ごまかしのきかないシンプルな原料からできたわり氷には、村上の伝統の技が詰まっています。

そんな和菓子村上の琥珀糖「わり氷」は大人気なため、公式オンラインショップでは欠品状態が続くことも多いです。

筆者は運よく小松空港でばら売りに出会い、思わず購入。

定番のプレーンのほか、加賀棒茶・能登塩サイダー・金沢ゆず全4種類があったため、すべて購入してみました。

感想

和菓子村上わり氷(プレーン・加賀棒茶・能登塩サイダー・金沢ゆず)を袋から出した写真

一粒1~2cm強のサイズ感で、個性豊かな形をしています。

見た目からもしっかり、手作りであることが伝わってきます。

一粒の大きさに差があるため、それぞれ8~10粒入っていて、いずれも記載された25gより多めに入っている嬉しい仕様でした。

お皿に取り出すと、コンコンと氷砂糖を取り出した時のような音がしました。

表面を乾燥させて結晶化させていることがしっかり伝わる硬さです。

和菓子村上のわり氷4種類を並べた写真

一方で、口に入れると表面はカリっとしているものの、中はゼリーともグミとも違う柔らかさで、まさにとろけてしまいます。

どれも甘みが強めですが、雑味がないからか口に残る風味もすごく良く、ゆっくりその余韻に浸りたくなる美味しさがたまりません。

各フレーバーの味の主張のバランスも、どれも絶妙でした。

さらに、色とりどりのシーグラスのような涼しげな見た目の美しさも、和菓子村上の「わり氷」の魅力!

常温で日持ちもしてお値段もお手頃。石川土産にすごくおすすめです!

以下では、フレーバーごとの感想の詳細を紹介しています。

わり氷

和菓子村上のわり氷一粒の写真
和菓子村上のわり氷一粒の断面写真

赤黄緑の3粒が目を惹きますが、着色料で色がついているだけですべて砂糖と寒天のシンプル仕様です。

和菓子村上のわり氷プレーン味の写真

表面カリっと中しっとりのほかにはない食感・雑味のないシンプルな甘みが、優しく体に染み入ります。

見た目・味とも、時間をかけてゆっくり楽しみたくなる美味しさでした!

個人的評価:★★★☆☆

商品詳細

商品名
わり氷
公式サイト:https://www.wagashi-murakami.com/products/detail/160

値段
税込み216円

原材料名
砂糖(国内製造)、寒天/着色料(黄4、青3、赤1)

栄養成分表示(1袋当たり)
エネルギー57kcal・たんぱく質0.0g・脂質0.0g・炭水化物14.7g・食塩相当量0g

内容量
25g

賞味期限
購入品は、購入日の48日後

製造者
(資)村上製菓所

加賀棒茶わり氷

和菓子村上の加賀棒茶わり氷一粒の写真
和菓子村上の加賀棒茶わり氷一粒の断面写真

茶色い見た目のこちらは、加賀地方で愛飲されている「加賀棒茶」を使ったわり氷です。

煮出した加賀棒茶を寒天と合わせて作っているそうです。

最初は甘さが、後味を中心に香り高いほうじ茶の風味が広がりしみじみと味わいたくなる美味しさが詰まっています。

個人的にはこの「加賀棒茶」が一番好みでした!

個人的評価:★★★★★

商品詳細

商品名
加賀棒茶わり氷
公式サイト:https://www.wagashi-murakami.com/products/detail/163

値段
税込み216円

原材料名
砂糖(国内製造)、寒天、緑茶

栄養成分表示(1袋当たり)
エネルギー48kcal・たんぱく質0.0g・脂質0.0g・炭水化物12.4g・食塩相当量0g

内容量
25g

賞味期限
購入品は、購入日の41日後

製造者
(資)村上製菓所

能登塩サイダーわり氷

和菓子村上の能登塩サイダーわり氷一粒の写真
和菓子村上の能登塩サイダーわり氷一粒の断面写真

甘さの後にしっかりとまさにサイダーの風味が広がり、不思議な懐かしさがあります。

奥能登の海水で作られたほのかな甘みとまろやかさが特徴の「能登塩」を使っているそうですが、塩気はほぼ感じません。

全体としては香料を使っているせいか、良くも悪くもなかなかに駄菓子っぽかったです。

安っぽさはないものの、個人的には少し苦手な味でした。

個人的評価:★★☆☆☆

商品詳細

商品名
能登塩サイダーわり氷
公式サイト:https://www.wagashi-murakami.com/products/detail/162

値段
税込み216円

原材料名
砂糖(国内製造)、寒天、食塩/クチナシ色素、香料

栄養成分表示(1袋当たり)
エネルギー53kcal・たんぱく質0.0g・脂質0.0g・炭水化物14.0g・食塩相当量0.04g

内容量
25g

賞味期限
購入品は、購入日の55日後

製造者
(資)村上製菓所

金沢ゆずわり氷

和菓子村上の金沢ゆずわり氷一粒の写真
和菓子村上の金沢ゆずわり氷一粒の断面写真

ぱっと見プレーンのように見えますが、断面を見ると柚子の皮が入っているのがわかります。

使われているのは、石川にある「きよし農園」の金沢ゆず。

砂糖の甘さの後に、柔らかな品の良い柚子の香りが広がります。

爽やかな柚子の風味と砂糖の甘さが、ほっとする美味しさをもたらしてくれます。

食感のコントラストと味の変化が、これまた美味しかったです!

個人的評価:★★★★☆

商品詳細

商品名
金沢ゆずわり氷
公式サイト:https://www.wagashi-murakami.com/products/detail/161

値段
税込み216円

原材料名
砂糖(国内製造)、寒天、乾燥ゆず皮

栄養成分表示(1袋当たり)
エネルギー58kcal・たんぱく質0.0g・脂質0.0g・炭水化物15.3g・食塩相当量0g

内容量
25g

賞味期限
購入品は、購入日の48日後

製造者
(資)村上製菓所

最安値で買える場所

和菓子村上の「わり氷」は、直営店や公式オンラインショップのほか、さまざまな売店で購入できます。

公式HPのこちらから、販売店詳細を確認できます。

2023年現在の直営店は金沢市内だけでなく、関東地方にも

  • 日本橋髙島屋店
  • 池袋東武店(金沢和音)
  • 横浜髙島屋店
  • 小田急町田店

を展開。横浜髙島屋店の店頭には、人気No.3の商品として「わり氷」がたくさん並んでいました。

また、直営店以外の取扱店は金沢市内や関東地方はもちろん、全国に点在しています。

さらに、Amaznや楽天市場、Yahoo!ショッピングでも気軽に購入可能です。

和菓子村上の直営ではないものの、いずれも大和百貨店が手掛けている本物です。

なお、販売価格は基本どこも変わりません。

2023年10月現在は、いずれの味も1袋税込み216円、箱入り6袋税込み1,512円、8袋税込み1,944円などで販売されています。

2023年10月現在のわり氷の価格一覧の写真
[引用]和菓子村上公式HP

そのため、大手ECサイトでキャンペーンやクーポンを利用できるタイミングで買うのが一番お得です。

ただ、大手Eサイトを利用した場合、ばら売りがなく6個からしか買えず、まとめ買いしないと送料がかかる点にはご注意ください。

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まとめ

金沢の老舗和菓子店「和菓子村上」が手掛ける琥珀糖は、「わり氷」という名で販売されています。

2023年現在、和菓子村上では、プレーンのほか、加賀棒茶・能登塩サイダー・金沢ゆずの全4種類のわり氷を展開。

いずれのわり氷も、表面サックリ中しっとりの絶妙な食感と・雑味のない甘さが、驚きの美味しさをもたらしてくれます。

金沢市内だけでなく、全国各地の直営店や売店、さらには大手ECサイトでもその味は気軽に手に入ります。

常温で日持ちもして見た目も美しい、お土産やちょっとしたプレゼントにぴったりな和菓子です。

  

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