今日は、無印良品の”世界の伝統菓子シリーズ”の「バウムクーヘン」を紹介します。

素材や製法にこだわり抜いたその味は、間違いなく美味しい!
けど、コスパはちょっと悪いかも?!(あくまで個人の感想です。)

目次
1.  無印良品豆知識
2.  食べた商品
3.  商品詳細
4.  感想
5.  まとめ


 無印良品豆知識

無印良品のロゴ
[出典]無印良品公式HP

1980年の誕生以来、国内はもちろん世界的にも知られる存在に成長しつつある「無印良品」。

ただ、無印良品自身は、自らに対して”ブランド”という意識は持っていないそうです。

「これがいい」や「これでなきゃ」のような強い指向性を誘う商品作りは、無印良品が目指すところではありません。

目指しているのは、個性や流行に左右されない「これでいい」という理想的な満足感をユーザーに持ってもらうこと。

「これでいい」という言葉にちょっとマイナスなイメージを持っていたので、これはとても意外でした。

普段からお世話になっているとっても身近な無印ですが、その考え方が書かれたこちらのページを読んでみると気づきが一杯!

無印良品愛好家の人は、ぜひチェックしてみてくださいね。


 食べた商品

無印良品のバウムクーヘンの写真
今回食べたのは、2023年3月8日に発売された無印良品の「バウムクーヘン」です。

無印のバウムと言えば、焼きムラや変形したものをはじかない種類豊富な”不揃いバウムシリーズ“が有名です。
無印良品の不揃いバウム売り場の写真
ただ、こちらのバウムクーヘンは不揃いシリーズのアイテムではありません。

世界各地の伝統的な製法や素材を大切にした”世界の伝統菓子シリーズ”から発売された新作です。

そのため、バウムクーヘンの本場ドイツの作り方をお手本に、使う原料にまでとことんこだわった本格仕様が特徴です。

卵は本来の旨味が感じられるよう独特の風味が少ないものを、バターにはヨーロッパで主流の発酵バターを使用。

また、ベーキングパウダーを使わずに、メレンゲを使って膨らませることでふんわり食感に仕上げています。

シンプルでありながら味わい深い、誰もが食べやすい味わいにこだわっているそうです。

一方で、こだわりの結果か、お値段はやや高め設定となっています。

不揃いバウム税込み180円に対して、こちらのこだわりが詰まったバウムクーヘンの定価は税込み250円!

さらに、詳細は味によって異なりますが、不揃いバウムに対して重さもカロリーも半分以下のボリューム感!

私自身気になるけどちょっと値段高いなと見守っていたところ、やはり売れ行きが厳しかったのか半額になっている子を発見!
無印良品のバウムクーヘンがお買い得品であることがわかる写真
ならば食べてみたいと購入に至りました。

無印良品のレジ横や近くではよく、賞味期限が迫った商品がお買い得価格で販売されています。
無印良品店内のお得スポットの写真
そして、このお高めバウムも、こちらに並んでいるのを最近よく見かけるアイテムのひとつです。

お得好きの人は、レジ周辺を要チェックです!

▽ LOHACO Yahoo店でも無印のアイテムは気軽に買えます。


 商品詳細

 商品名 
 バウムクーヘン
 公式サイト:https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550583274375

 値段
 税込み250円(税込み125円で購入)

 原材料名
 卵白加工品(国内製造)、加糖卵黄、砂糖、バター、小麦でん粉、アーモンドパウダー、小麦粉、マジパン、ショートニング、洋酒、クリーム、食塩、還元水あめ/トレハロース、乳化剤、香料、(一部に小麦・卵・乳成分・アーモンド・大豆を含む)

 内容量
 
1個

 栄養成分表示(1個平均48gあたり)
 熱量228kcal・たんぱく質4.6g・脂質14.7g・炭水化物19.4g・食塩相当量0.15g

 賞味期限
 製造日から60日(購入品は、購入日の13日後)

 販売者
 株式会社良品計画

 製造所
 株式会社アヤベ洋菓子


 感想

無印良品のバウムクーヘンを上から見た写真
無印良品のバウムクーヘンを横から見た写真
無印良品のバウムクーヘンを裏から見た写真
袋を開けると、発酵バターの香ばしい香りが広がります。

不揃いシリーズとは違い、バウムクーヘンの魅力である断面がよく見える扇形を採用しているのも特徴です。

大きさは約10cm強・幅約3cm・厚み2cm強に対して計量結果は43gと、記載された平均値より少し軽めでした。

ドイツの本格派をうたうバウムクーヘンにありがちな、ずっしりとした重さはありません。

むしろ、大きさに対してやや軽めな持ち心地という印象を受けました。

しっとりとした生地は、ふんわり感はないものの、きめ細やかで軽いです。
無印良品のバウムクーヘンの断面写真
口溶けも良いですが、口の中の水分は結構な勢いでもっていかれるのでお供の飲み物の準備は必須です。

バニラシード由来という黒い粒粒が目に付く見た目と裏腹、バニラというより発酵バターの風味が香り通り強め!

外周には砂糖のコーティングが施されていて、軽いシャリっと食感のアクセントが楽しいです。
無印良品のバウムクーヘンを横側から見た写真
ただ、その部分を含めても全体の甘みはバウムクーヘンとしてはかなり控えめで、バターのほかアーモンドなどの風味がメインです。

また、少しレンジで温めると、しっとりの中にふんわりが加わる食感とともに卵の風味が際立ち、印象が思った以上に変化します。
無印良品のバウムクーヘンを温めた写真
一方で、変化はするものの、やはり複雑な香ばしさをメインとした甘さ控えめ感は変わりません。

いずれにも共通して言えるのは、ドイツの本場仕込みをうたうバウムクーヘンというのが納得の美味しさ!

そして、味というか風味自体が濃厚なので、軽い食べ応えと裏腹食後の満足感は高かったです。

とは言え、あえてこれを無印で買いたいかと言われると個人的には”不揃い”の方で良いかな、と。

普通には美味しいものの、半額の税込み125円でもコスパそこそこといった印象は否めなかったです。

個人的には気になっていた子をお得に試せて大満足ですが、リニューアルしない限りリピートしたいとは思えませんでした。


ちなみに、2023年3月半ばから、無印良品の不揃いバウムをはじめとした卵使用のアイテムが、一時販売停止に陥っていました。

原因は、鳥インフルエンザの拡大による卵不足。

HPにもその記載があふれていましたが、2023年5月現在は見当たらず。

全国的な卵不足は続いていますが、無印良品についてはその影響を打破したようです。

この先しばらくは、安心して買える状況が続きそうです!


 まとめ

個人的評価:★★☆☆☆ 

2023年3月8日、無印良品から本場ドイツの製法や素材にこだわった「バウムクーヘン」が発売されました。

甘さ控えめのバウムクーヘンは、発酵バターの風味豊かなこだわりを感じさせる味わいです。

ただ、”世界の伝統菓子シリーズ”のこだわりが詰まっている分、小さめながら税込み250円と値段はやや高め。

無印定番の”不揃いシリーズ”と比べて約半分のボリューム感で価格が約1.4倍することを踏まえると、少々強気に感じました。

一方で、それゆえに売れ行きがイマイチなのか、最近はお買い得品として半額で販売されているのをよく見かけます。

気になる人は、今が買いどきかもしれません!


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