今日は、えの木てい本店で楽しめる「平日限定復刻版ローズガーデンセット」を紹介します。

ただ、お出かけ前におさえておきたい注意点がいくつかあります!
目次
えの木ていとは?
横浜山手に残る、1927年に建築された西洋館に店を構える「えの木てい本店」。
暖炉や木製の上げ下げ窓、150年以上昔のアンティーク家具などとともに、古き良き横浜の雰囲気を楽しめる人気店です。
[出典]えの木てい公式YouTubeチャンネル
1階はカフェ、2階には予約制の個室やスイーツショップを完備。
アフタヌーンティーセットやケーキはもちろん、軽食メニューも豊富です。
そしてそのいずれのメニューも、ホームメイドならではの、変わらないホッとする美味しさにこだわっています。
また、お客さんの声を踏まえ、テイクアウトしやすいスイーツとして誕生したのがえの木ていの看板商品「チェリーサンド」!
お土産に大人気のチェリーサンドをはじめとした焼菓子については、本店以外の全国のさまざまなスポットでも購入できます。
えの木ていの焼菓子の販売店詳細は、こちらから確認いただけます。
▽ えの木ていの一部アイテムは、大手ECサイトで買えます。
来店時の注意点
「えの木てい本店」はとっても魅力的なティールームです。
ただ、実際に足を運んでみて、来店前に知っておきたいいくつかの注意点があるとも感じました。
より「えの木てい本店」で楽しい時間を過ごすためにも、来店前にぜひチェックしてみてください。
元町から歩くと坂がかなり急
横浜の人気観光スポット元町・中華街駅からえの木てい本店までは約500m、歩いても10分かからない距離です。
しかも、道中には横浜外国人墓地が広がり、その先には観光地としても有名な7つの横浜山手西洋館が立ち並びます。
異国情緒にあふれた、横浜ならではの風情のある風景を楽しませてくれるとっても魅力的な道のりです。
ただ、500mという距離と裏腹、この道中かなり急な坂が続く点には注意が必要です。
体力に余裕があり荷物少なめ、さらに天気が良い日については、その道のりをお散歩するのが断然おすすめです。
一方で、この坂道をパスして元町・中華街駅から「えの木てい」に行き着く方法も、ちゃんと用意されています。
元町・中華街駅の「6番出口」が完備しているエスカレーターとエレベーターを利用すれば、負担なくアメリカ山公園に移動できます。
アメリカ山公園からえの木てい本店までは、ほぼ平坦で徒歩5分ほどの距離です。
エスカレーター・エレベーターとも改札外にあり、アメリカ山公園のオープン時間は6時から23時までなので、いつでも気軽に使えます。
急な坂を理由に、来店を諦める必要はありません!
平日でも行列ができることがある
平日の12時過ぎに来店したところ、すでに店内に数人並んでいました。
そもそもそこに加わって良いかもわからずスタッフの人には声をかけるも、お待ちくださいとだけ返されしばしオロオロ。
スタッフの人数にあまり余裕がないようなので、気ままに待つつもりで来店したほうが良さそうです。
しばし待っていたところ、メニューを渡されていない人は店の玄関の階段前で待つように案内されました。
その後続々とお客さんが訪れるも、みんなどうした良いかわからず、お客さん同士が声をかけあい並んで待つ状態。
少なくともその後14時頃まで行列が絶えることは一度もなく、待つ場所は基本外だったので雨の日はちょっと辛そうでした。
ちなみに、玄関前に並び始めてしばらく経った時点で、店員さんが人数とテラス席OKかどうかを聞きに来てくれました。
この日は天気が良かったので、外でも中でもどちらでも良いと回答。
その結果、20分ほどでメニュー表を渡され、お好きなテラス席にどうぞと言ってもらえました。
一方で、中のみ指定とした人は、そこからさらに15分くらいひとりも案内されていませんでした。
日にもよるとは思いますが、店内利用を希望する場合、さらに時間に余裕をもった来店が必要そうです。
カフェは基本セルフサービス
えの木てい本店1階のカフェを利用する場合、基本セルフサービスです。
席を案内された時点でメニューを渡され、どれにするか決めたら自分でレジまで注文に行き、さらにこの時点で支払いまで済ませます。
なお、支払いに使えるのは現金だけです。
料理を注文すると番号を言い渡されるので、後は席で待ちましょう。
注文した料理は席まで持ってきてくれますが、水なども自分で取りに行く必要がありました。
ちなみに、なかなかにごった返して見えたので、料理が運ばれるまでかなり時間がかかると想定していましたが、15分ほどで無事全品到着!
思ったより席についてから料理にありつけるまでは早かったです。
また、片付けは不要で、そのまま席を後にすればOKでした。
本格的なアフタヌーンティーは予約制
「えの木てい」には、3種類のアフタヌーンティーがあります。
- 季節のアフタヌーンティー :税込み3,000円~
- ローズアフタヌーンティー :税込み3,630円
- 平日限定復刻版ローズガーデンセット:税込み2,420円
このうち季節とローズは完全予約制、2階の個室でのみ楽しめるメニューです。
個室の利用は6名まで・2時間まで可能ですが、メニューの料金とは別に2時間分の室料2,200円がかかります。
本格的なアフタヌーンティーを楽しみたい人は、こちらの電話か専用フォームから3日前までに予約する必要があります。
また、気軽に楽しめる復刻版ローズガーデンセットは、名の通り平日限定です。
土日祝日は予約しないとアフタヌーンティーを楽しめない点にも、ご注意ください。
良くも悪くも店内の作りは古め
「えの木てい本店」は、1927年に建築された外国人居留だった山手に残る数少ない西洋館のひとつを店舗としています。
その雰囲気を大切にしている店内は、作りが結構古いです。
2階に上がれる階段はかなり急で、トイレの作りもかなり古風。
その古き良き雰囲気が魅力ではあるものの、少し注意が必要です。
おすすめメニュー
魅力的なメニューはたくさんありますが、やはり一番のおすすめは、「平日限定復刻版ローズガーデンセット」!
平日限定にはなりますが、お昼のカフェに訪れていた際には、ほとんどの人がこのセットを頼んでいました。
名の通り、港の見える丘公園で2014年まで営業していたローズガーデンえの木ていで親しまれたセットの復刻版です。
下段にはサンドウィッチ4切れ、上段には小さなケーキとカプケーキ、さらにクリームとジャムが添えられたスコーンが並びます。
ケーキについては日というか、訪れたその日内でも人によって内容が違い、思わず気になってしまいました。
さらに、これに飲み物がついて予約不要・税込み2,420円は嬉しいです。
飲み物の写真はうっかり撮り忘れましたが、
- ストレートティー(ダージリン)
- ミルクティー(アッサム)
- レモンティー(ニルギリ)
- アイスティー/コーヒー
のいずれかから選べ、ダージリン選択時にはポットにたっぷり入れてサーブしてもらえました。
クセのないホッとする味わいの紅茶は、スイーツやサンドイッチと相性抜群!
天気もよく本当に気持ちのよい時間を過ごさせてもらえました。
ちなみに、小さなケーキもカップケーキもしっかりとした美味しさですが、個人的には特にこのスコーンがツボでした!
入っているレーズンはかなり控えめ量でしたが、何もつけなくても美味しく、次はこれだけ楽しみたい!
一方で、サンドウィッチについては、パンが少しぱさついているのが気になりました。
ハムやチーズをはじめとした具自体は美味しいのですが、パンだけ少し残念。
こちらは特に頼んでからそく運ばれてきたので、作り置きしてたっぽいな、と。
ただ、一緒に頼んだ「ローストチキンサンド(税込み990円)」の方は、パンが焼いてあることもありぱさつきは全く気にならず。
むしろサックリふかふかのパンの美味しさが印象的でした。
しっかりご飯を楽しみたい人には、ハンバーガーなどのメニューもあるのでそちらの利用がおすすめです。
店舗詳細
- 店名:えの木てい 本店
- 住所:神奈川県横浜市中区山手町89-6
- 最寄り駅:みなとみらい線元町・中華街駅6番出口から徒歩7分
- 電話番号:045-623-2288
- FAX:045-625-1231
- 営業時間:[平日]12:00~17:30・[土日祝]11:30~18:00(L.O.は30分前)
- 定休日:なし
- イートインスペース:店内26席・ガーデン25席
- 公式サイト:https://www.enokitei.co.jp/
- Instagram:https://www.instagram.com/enokitei/
- 予約:個室に限り可能
まとめ
個人的評価:★★★★☆
横浜山手にある「えの木てい本店」は、異国情緒漂う古き良き横浜の雰囲気を楽しめるティールームです。
中でも「復刻版ローズガーデンセット」は、スイーツ3種・サンドイッチ4切・飲み物まで楽しめるとってもお得なセットです。
ただ、このセットを楽しめるのは平日限定で、昼時は日によっては行列ができ、結構待たなければいけないことがあります。
また、カフェは基本セルフサービスで、1927年に建築された西洋館ゆえ、作りがやや古めな点にもご注意ください。
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