AIの技術は、お菓子業界にも新しい風を吹かせています。
今日紹介するロボット「THEO」には、バウムクーヘン職人の技術が搭載されています!
これがびっくりする美味しさでした!
出会えたらぜひその美味しさと技術を体験してみてください。
THEO(テオ)とは?
[出典]THEO Foodtechers公式YouTubeチャンネル
株式会社ユーハイムが開発したAIを搭載したバウムクーヘン専用オーブン「THEO(テオ)」。
職人の生地の焼き上げ方を一層一層画像センサーで解析し、機械学習させることで開発されたバウムクーヘン焼成ロボットです。
これにより、無人で職人が焼き上げたような一流のバウムクーヘン作りを実現しています。
ベテランの菓子職人やロボット工学の研究者、AIの専門家、さらにはデザインナーまで、その道のプロフェッショナルの協力のもと、5年という歳月をかけて誕生したユーハイムの技術が詰まったロボットです。
YouTubeで紹介された開発秘話を見ると、ユーハイムの気合いを改めて感じます。
場所を問わずに超一流の職人が焼き上げたかのようなバウムクーヘンを楽しめるというのは、素直に嬉しいです!
食べた商品
食べたのは、AIロボット「THEO」が焼いた「焼きたてバウムクーヘン」です。
今回は、2022年11月3日から8日かけて京王百貨店新宿店で開催されたバウムクーヘン博覧会で購入しました。
ただ、THEOが焼いたバウムクーヘンは全国各地で楽しめます。
THEOが常設されている店舗は、こちらから確認できます。
また、定期的にTHEOを乗せたトラックが全国各地を行脚しているそうです。
興味がある人は、ぜひこちらからチェックしてみてください。
ちなみに、バウムクーヘン博覧会の広い会場内の中で、断トツで賑わっていたのがこちらのTHEOの焼き立てバウムクーヘンの売り場でした。
THEO自体は30分で1個のバウムクーヘンを焼け、HPにも30分に1回とありましたが、平日訪問時は1時間に1回しか販売されていませんでした。
そして、いずれの回も15~30分前から整理券を配りはじめ、販売開始前に販売数に到達。早々に配布は終了したそうです。
そのため、購入時には数十分並ぶ必要がありますが、THEOがバウムクーヘンを焼く様子を眺めたり、職人さんが焼き上がったバウムクーヘンをカットする姿を見ながら楽しく過ごせます。
それにしても、バウムクーヘンを焼き上げるより圧倒的に簡単そうなカット部分を人の手でやっているのは意外でした。
さらに、焼き上がるバウムクーヘンの仕上がりには思った以上に個性がありました。
焼き色も形もさまざまで、同じものを同じように作り上げることの難しさを、しみじみ感じて面白かったです。
商品詳細
THEO焼きたてバウムクーヘン
値段
税込み432円(トッピング:バター・白いフレッシュチーズ・メープル各税込み108円)
賞味期限
購入日当日
感想
焼き上げてしばらく経ってからカットしているようだったので、熱々ではありません。
でも、受け取ったバウムクーヘンにはまだ温もりが残っていました。
せっかくなので、その場でひとつ食べてみました。
ちなみに、バウムクーヘン博覧会では、税込み108円でバター・白いフレッシュチーズ・メープル入りシロップのトッピングが可能でした。
一番正体がわからなかった「白いフレッシュチーズ」をお願いしてみました。
会場のイートインスペースで早速中身を取り出すと、思った以上に焼き色優しめのバウムクーヘン一切れが現れます。
そして、手前にあるのは耳部分を均等にカットしたものです。
捨てちゃうのかなと職人の方を見ていたところ、しっかりカットしてわけわけしていて嬉しくなりました。
バウムクーヘン自体は4分の1サイズとのことですが、幅約3cm・長さ7cm弱・高さ4cm強と結構な大きさがあります。
また、帰宅後計量した子は45gほどと、一般的なバウムクーヘンと比べてやや密度が低い仕様のようです。
生地は、手で持つと重力で崩れてしまいそうなほどふっかふかな柔らかさ。口溶けの良さが印象的でした。
そして、黒い粒粒が目についたので多分バニラビーンズ由来だと思われる香り豊かなバウム自体はしっかり甘め。
卵の風味とバターの風味が絶妙で、これびっくりするほど美味しいです!!
ただ、生地がふわふわですごく美味しいので、トッピングいらなかったかも、、
濃厚なチーズはなんだか浮いてしまっていました。
何もなくともかなり美味しいので、これはぜひそのまま食べてみてください。
ちなみに以前、ユーハイムのTHEOではない人が焼き上げた出来立てのバウムクーヘンを食べたことがあるのですが、それとは別物でした。
下記が2019年度のバウムクーヘン博覧会開催時に食べた、ユーハイムの焼きたてバウムクーヘンです。
どちらも美味しいものの、美味しさのレベルがTHEOの焼いたものは全く違いました!
見た目も結構違い、断面のきれいさでは人が焼いたものに軍配があがるかも。
もはや焼き手の技術というより使われている生地そのものが違う気がしますが、これが焼き手だけの違いと言うなら、本当スゴイです!!
とりあえず、すごく美味しいので大満足!!
また、欲張ってもうひとつ、お持ち帰りでも購入してみました。
ただ、賞味期限は当日中な点にはご注意ください。
焼き立てと比べて生地が落ち着き、これまた美味しい。
風味豊かでうっとりする美味しさがあります。
一方で、切り口を中心に明らかにぱさついていました。
全体的にモソモソするので、こちらはサクッとその場で食べてしまうのが良さそうです。
THEOに出会えたときには、ぜひサクッとその場で絶品の焼きたてバウムクーヘンを食べてみてください。
まとめ
個人的評価:★★★★★
AIロボット「THEO」が焼き上げるバウムクーヘンは、人を驚かせる美味しさがあります。
実店舗やイベントで食べられるアイテムなので、出会えたらぜひ!試してみてください。
》こちらのバウムクーヘンもおすすめです!
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