パン屋激戦区として知られる横浜元町の人気店のひとつと言えば、1888年創業の「ウチキパン」です。
2020年や2022年には食べログ100名店にも選ばれている、横浜屈指の人気パン屋です。
ただ、ウチキパンについて調べてみると、関連ワードに「まずい」と出てくることがあります。
下世話だけど、こういうのって気になる!
そこでここでは、ウチキパンはまずいの噂の真相を徹底調査した結果や、ウチキパン好きが思うおすすめのパン3選を紹介しています。
目次
ウチキパンはまずい?気になる口コミ
色々調べてみましたが、ウチキパンのパンに対して「まずい」という感想を寄せている口コミは見つかりませんでした。
レトロな雰囲気が素敵で、何よりもパンが美味しいという声がたくさん寄せられていました。
ただ、良くも悪くも「普通の美味しさ」という声は結構ありました。
また、売り切れていてお目当てを買えなかったという人はかなり多かったです
以下で、ウチキパンに寄せられていた代表的な気になる口コミ3つを紹介しています。
並ぶほどじゃない
今日はウチキパン有名らしいから行ってきたんだけど普通だった
— 🐈ふなまる🐈 (@hunamaru1) April 5, 2023
土日凄い並んでるけど並ぶほどの味ではないかなー
店内の雰囲気があまり好きじゃない
元気なさすぎ pic.twitter.com/YWa3IjeHG4
ウチキパンは、名店ひしめく横浜元町の中でも屈指の人気店です。
土日祝日は行列ができることも多いですが、基本的に昔懐かしい美味しさで、店内もちょっと薄暗いレトロな雰囲気をまとっています。
古さを感じさせるたたずまいや味は、少し好みが分かれるようです。
また、行列に並んで買うとなると、美味しさに対するハードルがつい上がってしまいます。
人気すぎるがゆえに、普通という声が寄せられやすい面もあるかもしれませんね。
名物の食パンもいたって普通
ウチキチキチキウチキパン
— ぬま旧垢 (@takumikonuma) July 4, 2014
……はい。
すいません
「ウチキパン」でーーす
味は普通の食パン
食感は耳がかためで、中はモチモチ?….まぁ弾力がある…..うん、….
はい….うん pic.twitter.com/brUhmSIgHC
横浜最古の製パン業者であるウチキパンは、山型食パンの発祥の店として全国的に有名です。
中でも名物食パン「イングランド」は、創業当初から140年以上変わらぬ製法で作られています。
今時流行りのふわふわもちもち食感が売りなタイプでも、リッチな甘さの食パンでもありません。
素朴で変わらぬ美味しさが長く愛されているものの、派手さのないシンプルな味わいを普通と感じる人もいるようです。
売り切れていて買えなかった
元町のウチキパンに夕方行ったら閉まっとった。あそこは売り切れ御免だからむだ足が多いけど、美味しいからなあツイツイ
— さかいも (@URA_SARU) August 27, 2010
ウチキパンは地元民だけでなく、観光客もたくさん訪れる横浜元町屈指の人気店です。
そのため、パンが売り切れる時間が早く、午後に出向くと平日でもお目当てに出会えないことが多いです。
本来営業時間は19時までですが、こちらの方が訪れた日同様、夕方時点で完売してしまい閉店することもよくあります。
ちなみに、公式HPに掲載されているパンの焼き上がり時間は以下でした。
[引用]ウチキパン公式HP
この時間からしても、欲しいパンがある人はお昼時に訪問するのが良さそうですね。
ウチキパンの良い口コミ
ウチキパンの評判を調べてみると、味を絶賛する口コミがたくさん見つかりました。
味はもちろん、手頃な価格やレトロでおしゃれな雰囲気を支持する声もとても多かったです。
以下で、ウチキパンに寄せられていた代表的な良い意見5つを紹介しています。
とても美味しい
#パン屋 #ウチキパン #横浜元町
— しおうみ (@uraha2) February 11, 2017
横浜元町にある超老舗のパン屋さん、日本で1番はじめに食パンを売り出した店です。ここの売りはもちろん食パンのイングランド!
ふわふわもちもちの食感で最高に美味しいです。横浜においでの際は是非お立ち寄り下さい。
他のパンも美味しいよ🍞 pic.twitter.com/fILusRPwhU
横浜元町にはたくさんの人気パン屋がありますが、その中でも一番ウチキパンが好きという声がとても多くありました。
また、観光スポットのひとつとして訪れる人も多く、その期待に応えてくれる美味しさに対する満足の声も、たくさん寄せられていました。
特に美味しいの声が圧倒的に多く寄せられていたのは、創業以来変わらない味を楽しめる食パン「イングランド」でした。
ちなみに、ウチキパンは、1888年創業の日本屈指の老舗パン屋です。
これだけ長く営業を続けられているということは、それだけ多くの人に愛されている何よりの証。
そんなパン屋が提供しているパンが、まずいはずがありません。
変わらない味が嬉しい
ウチキパンについて調べてみると、こちらの方同様、子供の頃から常連という人がたくさんいました。
地元を離れた今でも、帰ると食べたくなる、変わらない味に会えるところが嬉しいという声も多かったです。
理想の実家のような変わらない居心地の良さ・優しい美味しさが、ウチキパンのパンには詰まっているのかもしれませんね。
横浜に行ったら必ず寄る
地元民からはもちろん、一度ウチキパンのパンを食べてその美味しさにはまり、近くに来たら必ず寄るというファンもとても多かったです。
ウチキパンを普通に美味しいと感じている人は少数派で、遠くからでも足を運びたいくらい美味しいと感じている人の方が圧倒的に多かったです。
味に抱く感想は好みが分かれる部分なので一概には言えませんが、ウチキパンのパンには多くの人の心を引き付ける魅力が詰まっているようです。
手頃価格が嬉しい
元町のパン屋といえばやっぱりなんだかんだウチキパンになるんだろうけど。美味しい!ってより安心する美味しさの最上級でおいしい。てか値段が安い。チェーンパン屋より安い。それでこの味なんだからホントにすごい。
— なんちゃん さん (@sukina_sosuu_23) November 5, 2022
ウチキパンには昔懐かしいパンが勢ぞろいしていて、しかも、価格がかなりリーズナブルなのも特徴です。
2024年現在名物である食パンイングランドは1斤410円しますが、人気のカレードーナツは200円、クリームパン210円などなど。
ボリューム満点でしっかり美味しいのに、チェーンのパン屋さんより個人店でありながらもはや価格が手ごろです。
ウチキパンは、庶民に優しいパン屋さんでもあります。
また、こちらの方が書いている「安心する美味しさの最上級」という表現、ウチキパンのパンにすごく合いますね。
レトロ感がおしゃれ
ウチキパン。
— Naoya Ishikawa|石川直也 (@Naoya161101) September 28, 2022
美味しいのはもちろん、袋の絵がレトロでおしゃれです。#横浜 pic.twitter.com/kVbr8dgZWi
店舗のレトロな雰囲気、特に独特なイラストが描かれた袋のおしゃれさを支持する声もとても多かったです。
歴史を感じさせるオリジナルのビニル袋に入ったパンたちは、パン好きの人へのお土産にも良さそうです。
ウチキパンの評判まとめ
ウチキパンの評判を調べてみると、良い口コミばかりが見つかりました。
パンの美味しさに魅了されたウチキパンファンが、地元はもちろん県外にもたくさんおり、観光の目的地のひとつとしているリピーターの多さも印象的でした。
パンの種類の多さや価格の手頃さ、レトロな雰囲気を支持する声もとても多くありました。
ただ、まずいと感じている人はいなかったものの、普通に美味しいという感想を寄せている人は結構いました。
人気ゆえ、多くの人が食べているにも関わらず「まずい」という声が寄せられていないだけでも十分すごいと言えるものの、ウチキパンのパンは基本素朴です。
今時流行りのパンとは違う、どこかホッとする美味しさがウチキパンのパンには詰まっています。
また、人気店ゆえ、遅い時間の来店だとパンが売り切れていることが多いです。
欲しいパンがある人は、焼き上がりの目安時間に合わせた昼時の来店がおすすめです。
おすすめはこれ!
筆者自身何度もウチキパンを利用したことがありますが、どのパンを食べても「まずい」と感じたことはありません。
ただ、種類がかなり多いので、ツボにはまるパンもあれば正直普通に美味しいと感じたパンもあります。
個人の感想にはなりますが、何度もウチキパンに訪れているファンである筆者のおすすめパンは以下3つ。
- イングランド
- サワーブレッド
- ミルクパン
イングランド以外だと、カレーパンやアップルパイなどが人気のようですが、個人的にはシンプルなパンの方がおすすめです。
以下でおすすめのパン3つの詳細を紹介しています。
イングランド
ウチキパンと言えばの看板商品イングランドは、やはり外せません。
日本で初めて販売された食パンの元祖と言われていて、誕生以来同じ製法で作られ続けています。
キリンビール発祥の地が近くにあったことから、ホップ種でパンを発酵しているのも特徴です。
2024年現在の販売価格は410円と少し前より値上がっているのは悲しいところですが、やはりウチキパンに来たらおさえたい不動の看板商品です。
今回食べた子は、断面:幅約11.5cm・高さ約15cm・奥行約12cm・重さ389gありました。
一般的な食パンと比べると、少し断面が大きい山型食パンです。
食べてみると、袋から取り出した瞬間広がる香り通り、小麦の香ばしさをメインとしたシンプルな味がします。
一方で、シンプルだけど耳部分を中心にしっかりとした香ばしさの主張があるので、個人的には買ったその日にそのまま食べるのが一番好きです。
すごくシンプルだけど、本当に美味しい食パンです。
ただ、中の白い部分はすごくモチモチしていますが、表面のいわゆる耳と呼ばれる部分はかなり丈夫というか硬め。
まさにイギリス食パンらしい食感をしていて、翌日になると耳の硬さやモソモソ感がさらに増してしまいます。
なので、翌日以降は焼いて食べるのがおすすめです。
サックリとした耳の香ばしさをメインとした味・食感ともフランスパン的で、噛みしめたくなる小麦の甘みがより際立ちます。
ただ、とっても美味しいとはいえ、ウチキパンのイングランドは、硬めな耳が苦手な人やリッチな甘さの食パンが好きな人向きではありません。
ちなみに、チャーミングセールなどの特に混雑するタイミングは、値札などがぐっちゃぐちゃになっていることが多いです。
ウチキパンには山型ではない「ゴールド」という名の角食パンもあり、そちらとごちゃごちゃになっていることがよくある点にはご注意ください。
なお、甘めな食パンや柔らかい食パンが好きな人には、イングランドよりこちらのゴールドがおすすめです。
が、あくまで個人の感想ですが、筆者はちょっとバターというかマーガリンっぽい香りがするゴールドが苦手で、断然イングランド推しです。
サワーブレッド
乳酸菌入りのまろみと酸味が特徴の、柔らかな食感のフランスパンです。
ただ、サワーからイメージされるような強い酸味があるパンではありません。
買ってすぐ食べると上の網目部分と底に少しパリッと感がある一方、中はもっちもち。
素朴な小麦のまろやかな甘みが広がる味わいも、シンプルだけどとても美味しいです。
また、2024年現在の販売価格は270円という手ごろ価格と裏腹、ボリュームも満点!
食パン以外のシンプルな食事パンをウチキパンで買うなら、こちらのサワーブレッドがおすすめです。
ミルクパン
ウチキパンの菓子パンと言えばアップルパイが人気ですが、個人的にはこちらのツンツンフォルムがかわいいミルクパンが推しです。
練乳の入りのソフトな食感の、どこか懐かしい美味しさが詰まった菓子パンで、2024年現在の販売価格は190円となっています。
優しい甘みのフワフワのパンに表面を覆う砂糖のじゃりじゃり食感と甘さのアクセントが加わった味は、シンプルだけどとっても美味しいです。
ただ、こちらのミルクパン、少し時間が経つと美味しさが一気に落ちてしまいます。
できるだけ買ったら即食べるのがおすすめです。
店舗詳細
- 店名:ウチキパン
- 住所:神奈川県横浜市中区元町1-50
- 最寄り駅:みなとみらい線「元町中華街駅」5番出口より徒歩1分
- 電話番号:045-641-1161
- 営業時間:9:00~19:00
- 定休日:月曜(祝日の場合は火曜)
- イートインスペース:なし
- 公式HP:https://www.uchikipan.co.jp/
まとめ
横浜元町の人気老舗パン屋「ウチキパン」について調べてみると、「まずい」という関連ワードが出てくることがあります。
ただ、実際にウチキパンの評判を調べてみると、パンの美味しさを絶賛する声ばかりが見つかりました。
また、普通に美味しいという声はごく少数あったものの、まずいという感想は見つかりませんでした。
人気店でありながらその手の声がないこと、創業1888年から営業を続けられていることからも、ウチキパンのパンの美味しさは、多くの人の心を掴んでいる言えそうです。
実際、色々なウチキパンのパンを食べたことがある筆者自身、まずいと感じたことはありません。
種類が多く好みによってハマり具合に差はあれど、昔ながらの素朴なパンのまさに理想の味に出会えるという印象を持っています。
ぜひパン好きの人が横浜元町に足を運んだ際には、ウチキパンをチェックしてみてください!
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