Logicool(ロジクール)の人気ゲーミングマウスのひとつと言えば、G PRO Wirelessです。
私も長年愛用しています!
ただ、Logicool G PRO Wirelessは2018年発売と、ちょっと古いところが気になる人も多いハズ。
そこでここでは、Logicool G PRO Wirelessを今からでも買う価値のあるマウスなのかを徹底解説しています。
結論としては、今の時代でも通用するハイスペックさを誇るのにお得に買いやすい、かなりおすすめのゲーミングマウスです!
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目次
Logicool G PRO Wirelessとは?
Logicool(ロジクール)のゲーミングデバイスブランド「Logicool G」。
その中でもeスポーツのプロフェッショナルと連携して開発されたPROシリーズの元祖ワイヤレスマウスが、Logicool G PRO Wirelessです。
Logicool G PRO Wirelessの基本スペックをまとめたのが以下です。
商品名 | Logicool G PRO X SUPERLIGHT |
---|---|
外観 | |
発売日 |
2018年9月6日
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販売価格※ |
税込み12,980円(セール価格)
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サイズ |
幅63.5mm×奥行40mm×高さ125mm
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重さ |
80g
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ボタン |
3~7個(サイドボタン左右取り外し可能)
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センサー |
HERO 25K
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DPI |
100~25,600dpi
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最大レポートレート |
1000Hz
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最大速度 |
400ips
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最大加速 |
40G
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接続方式 |
ワイヤレス(LIGHTSPEED)
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接続端子 |
micro USB Type-B
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電池寿命 |
連続60時間(ライトあり48時間)
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耐久性 |
PTFEフィート > 250km保証
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そのほか |
G HUB対応・オンボードメモリ対応・LIGHTSYNC RGB搭載
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販売サイト |
Amazon ・ 楽天市場 ・ Yahoo!ショッピング
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※ 販売価格はロジクール公式オンラインショップ参考。(2024年2月時点)
発売から少し時間は経っているものの、Logicool G PRO Wirelessは、未だハイスペックと呼ぶにふさわしいゲーミングマウスです。
ただ、表の数字を見ただけだとイマイチどんなマウスかピンと来ない人も多いハズ。
以下で、使ってみた感想と合わせてDPIやレポートレートなどの各数字が持つ意味合いについても解説しています。
Logicool G PRO Wirelessを使った感想
値段ちょっと高いと思いながら買いましたが、価格以上の価値があったと感じています。
すでに5年以上使っても、本体はもちろん電池にもへたれを感じていません。
(途中浮気はしましたが)長年愛用しているユーザーからしても、かなりおすすめできるワイヤレスマウスです。
外観
左右対称な、非常にすっきりとした見た目をしています。
利き手によらないのは形だけでなく、サイドボタンの配置・有無を選べるのも特徴です。
サイドボタンは磁石式で簡単に取り外せ、ボタンorキャップをすることで、利き手や好みに合わせた仕様に変更できます。
購入時にカスタマイズに必要なボタンとキャップが全部付いてくるので、別途パーツを買う必要もありません。
全体のボタンの配置は、左右2つ(①・②)と真ん中にスクロールホイール(③)、さらにサイドボタンは0~4つ(④~⑦)を選べます。
ただ、多くてもマウスのボタンは7個までにしかできないので、多ボタンが良い人向きのマウスではありません。
持ち心地
一般的なマウスより少し大きめサイズです。
たとえば、同じロジクールの大きい手の人向けのLサイズのM750Lと比べても一回り大きいです。
そして、左右対称のつるんとしたフォルムをしているので、フィット感が高いタイプでもありません。
ただその分、持ち手を選ばない万人受けの究極系、とりあえず迷ったらこれを選べば外すことがないと言われているマウスでもあります。
実際、Logicool G PRO Wirelessには後継機がすでに2機ありますが、サイズ・形は1mmも変更されていません。
ロジクール的にもサイズ・形はこれがひとつの完成形という認識なのかもしれません。
表面は見た目通りさらっとした触り心地で、指紋などの汚れがつきにくいのも特徴です。
さらっとした触り心地はやや好みが分かれるようですが、個人的にはさらっとした触り心地もとても気に入っています。
使い心地
軽いので、長時間使っても疲れません。
また、ワイヤレスマウスの懸念される遅延も本当に気になりません。
さすがプロお墨付きのLogicool G PROシリーズの商品なことはあります。
スイッチはメカニカルのまさにそれという感じで、程よい押し心地・カチカチ音含め、個人的にはクリックするのが気持ち良い!
ただ、そこそこにカチカチ音が響き渡るところは、もう少し静音仕様が良いと感じる人が多いかもしれません。
といって、ボイスチャットに音が入り込むほど大音量というわけではありません。
マウスソールは、ゼロ添加物PTFEという樹脂を使った1mmもない薄いものが5か所についています。
滑りはとても良く、使うマウスパッドも選びません。
細かい仕様の記載はないものの、2023年発売のG PRO X SUPERLIGHT2も同じマウスソールが使われているようです。
5年以上使っても私自身へたりを感じたことはなく、公式は250kmの走行を保証しています。
250kmと言われてもなかなかピンと来ないですが、耐久性もかなり高いマウスです。
Logicool G PRO Wirelessのメリット
Logicool G PRO Wirelessを実際に使ってみて感じたメリットは、以下8個です。
- 遅延のない無線接続が超快適
- センサーが今の基準で見ても高性能
- 長時間使っても疲れにくい
- こまめに充電する必要がない
- 有線でも使える
- サイドボタンを取り外し可能
- G HUBで設定をカスタマイズできる
- 安く買いやすくなっている
以下で、Logicool G PRO Wirelessの魅力8個の詳細を解説しています。
遅延のない無線接続が超快適
Logicool G PRO Wirelessは、ロジクールオリジナルのLIGHTSPEEDという無線接続方式が採用されています。
付属のレシーバーをさしたデバイスにそく繋がる無線方式で、使い勝手も抜群です。
そして何より、ワイヤレス接続で気になりがちな遅延を本当に感じません。
実際、ロジクールの公式HPによると、(どのメーカーのどんなスペックのマウスとの比較かは不明ですが)他社の有線マウス以上の反応速度を記録しています。
[引用元]ロジクール公式HP
また、細かな改良はしているようですが、基本的にこのLIGHTSPEED接続は、2023年発売の新作にも採用されています。
ロジクール自身、もはや進化させる必要のない完成した技術と認識しているのかもしれません。
センサーが今の基準で見ても高性能
Logicool G PRO Wirelessは2018年発売で、すでに後継機のマウスが2個発売されているやや古いとも言える存在です。
一方で、搭載されているセンサーは、2020年に発売されたLogicool G PRO X SUPERLIGHTと同じ「HERO 25K」で同じです。
センサー以外が数字に影響を与えている可能性もありますが、公式公表のスペックをまとめたのが以下です。
商品名 | Logicool G PRO Wireless |
---|---|
外観 | |
センサー |
HERO 25K
|
DPI |
100~25,600dpi
|
最大レポートレート |
1000Hz
|
最大速度 |
> 400ips
|
最大加速 |
> 40G
|
マウスを動かした距離に対して、マウスポインターがどれだけ動くか表す指標「DPI」。
高い人でも1600dpiあたりまでしか使わないことがほとんどですが、広範囲に対応してるほど、誤差の少ない精度の高い設定ができると言われています。
より広範囲に設定できるものも最近はあるものの、Logicool G PRO Wirelessはかなり精度の高いDPI設定を期待できるゲーミングマウスです。
また、マウスがPC側に情報を送信する頻度を表す数字であるレポートレートは、最大1000Hzとなっています。
最近はレポートレートもより高く設定できるものが増えていますが、ゲーム側が未対応なことも多くCPUも食うので条件がそろわないと恩恵を享受できません。
さらに、選ばれし人しか1000Hz以上の違いはわからないと言われているので、すでに十分すぎる数字です。
そのほか、最大速度400ipsは約0.01秒で10cm分の動きを認識してくれることを意味します。
マウスを動かしたときに正しく認識できる加速度の上限値を意味する最大加速は、人の動きに対しては30Gあれば十分というのが通説です。
つまり、普通の動かし方をする限り、Logicool G PRO Wirelessは十分すぎる備えたマウスと未だに言えます。
ただ、2023年に発売された最新の後継機G PRO X SUPERLIGHT2では搭載のセンサーがパワーアップしてスペックが上がっています。
HEROでも十分すぎるので、これ以上スペックが上がってもその違いが人にわかるかは微妙かもしれませんが。
とはいえ、デバイスのスペック差で勝負に絶対負けたくない人には、G PRO X SUPERLIGHT2がおすすめです。
▼ 最新センサーを含めた仕様詳細はこちらで紹介しています。
長時間使っても疲れにくい
Logicool G PRO Wirelessは、80gしかありません。
ワイヤレスマウスの中でも圧倒的な軽さを誇るため、長時間使っても疲れません。
握り心地も滑り心地も良く、1日中マウスを使ってゲームをプレイしたい人にLogicool G PRO Wirelessはぴったりです。
ただ、最近はもっと軽いワイヤレスタイプのマウスが出てきています。
Logicool G PRO Wirelessと同じ形・サイズを踏襲した後継機G PRO X SUPERLIGHTシリーズも60g前後と、さらに軽量化が進んでいます。
▼ G PRO X SUPERLIGHTの詳細はこちらから。
こまめに充電する必要がない
Logicool G PRO Wirelessは、名の通りワイヤレスタイプのマウスで、バッテリーには内臓リチウムイオン電池が採用されています。
そして、LEDライトを点灯した状態でも1度フル充電すれば連続48時間使えます。
さらに、LEDライトをオフにすれば、60時間連続で使用可能です。
しかも、我が家にあるLogicool G PRO Wirelessはすでに5年以上使っていますが、未だに電池にヘタレを感じません。
使用頻度にもよりますが、こまめな充電は未だにいらない状態です。
また、マウスのインジケーターが電池残量を反映した光り方をするので、充電が必要なタイミングに自然と気づくことができます。
地味に嬉しい機能です。
ちなみに、Logicool G PRO Wirelessは、「ロジクールG POWERPLAYワイヤレス充電システム」にも対応しています。
別売りのこちらを買えば、充電時もケーブルいらずになります。
有線でも使える
Logicool G PRO Wirelessは、有線マウスとしても使えます。
うっかり充電し忘れても困ることはありません。
ケーブルにつないで充電しつつ、有線マウスとして使えます。
サイドボタンを取り外し可能
Logicool G PRO Wirelessには、交換式ボタンとボタンキャップが同梱されています。
ボタンはいずれも磁気で簡単に取り付け・取り外しができ、4つから自分好みの構成を選べます。
- サイドボタンなし
- サイドボタン左側2個
- サイドボタン右側2個
- サイドボタン左右各2個
Logicool G PROのワイヤレスマウスのうち、サイドボタンの取り外しができるのはPRO Wirelessだけです。
ほかのLogicool G PROのワイヤレスマウスのサイドボタンは、左側2個で固定です。
サイドボタンのカスタマイズがしたい人・ボタンの数が多めが良い人にはLogicool G PRO Wirelessが向きます。
G HUBで設定をカスタマイズできる
専用アプリ「Logicool G HUB」を通して、さまざまな設定をカスタマイズできます。
できることととしては、
- DPIの調整:100~25,600dpiを基本50刻みで設定可能
- レポートレートの調整:125・250・500・1000Hzから選択
- 各ボタンへのキーやマクロの割り当て
- サイドボタンの有効・無効化
- LEDライトのカスタマイズ
などがあげられます。
左右・ホイール・サイド(0~最大4)、マウス底面のDPI切り替えという最大8個のボタンに、好きな操作を割り当てられます。
また、Logicool G PRO Wirelessは、1,680万色のカラーカスタマイズ機能LIGHTSYNC RGB搭載です。
マウスの「G」を、好きな色にキラキラさせられます。
Logicool G PROシリーズのワイヤレスマウスでカラーカスタイマイズ機能が付いているのは、Wirelessだけです。
後継機Logicool G PRO X SUPERLIGHTシリーズのマウスはいずれも、LIGHTSYNC RGBに対応していません。
色鮮やかに光らせたい人は(その分電池は食いますが)、Logicool G PRO Wirelessを選ぶ必要があります。
安く買いやすくなっている
2018年発売時の参考販売価格は、税込み18,380円でした。
ただ、発売から時間が経ったこともあり、最近はかなり参考価格や安く買いやすくなっています。
2024年2月現在の販売価格は以下でした。
- ロジクール公式オンラインショップ:税込み12,980円
- Amazon:税込み13,121円
- 楽天市場公式ショップ:税込み11,680円
- Yahoo!ショッピング公式ショップ:税込み11,680円
各サイトのセールのタイミングであれば、より安く買えるケースも増えています。
本来の価格以上にお得に買いやすくなっているところも、Logicool G PRO Wirelessの魅力です。
\最新の販売価格はこちらから/
なお、Logicool G PRO Wirelessにはちょっと注意が必要な型番が存在します。
型番が多少違っても商品としての仕様は同じものがほとんどですが、詳細はこちらで紹介しています。
Logicool G PRO Wirelessのデメリット
Logicool G PRO Wirelessは魅力的なワイヤレスマウスではあるものの、デメリットがないわけではありません。
実際に使ってみて感じたデメリットは、以下5つ。
- 接続端子がmicro USB Type-B
- ロジクール最軽量は過去のこと
- 静音性は低い
- 黒しかない
- サポートがいまいち
人によってはデメリットと感じない特徴もありますが、納得した買い物をするためにはメリット以上に知っておくべき注意点とも言えます。
以下で、デメリット5つの詳細を解説しています。
接続端子がmicro USB Type-B
2018年に発売されたので致し方ないとも言えますが、充電時などに使う接続端子はいにしえのmicro USB Type-Bが採用されています。
個人的にはここをType-Cに変更しただけのバージョンを販売してほしいくらい不便に感じている部分です。
同じくロジクールの超人気キーボードG913はさらにその声が多く寄せられていそうなのに華麗にスルーされているので厳しそうですが…。
ちなみに、Type-Bの不便さに不満一杯の人にはこちらのマグネットがおすすめ!
差し込みが一気に楽になるので、我が家でも愛用しています。
ロジクール最軽量は過去のこと
2018年の発売当時ロジクール史上最軽量のワイヤレスマウスとして登場したLogicool G PRO Wireless。
ただ、同じゲーミングシリーズLogicool G PROからさらに軽いワイヤレスマウスが現在は発売されています。
Logicool G PRO Wirelessの重さは80g。
対して、2020年に発売されたPRO X SUPERLIGHTは63g未満が保証されていて、PRO X SUPERLIGHT2は60gとさらに軽量化が進んでいます。
この20gという重さの違いは、少し触れば間違いなくわかります。
軽さにこだわる人はPRO Wirelessではなく、PRO X SUPERLIGHTシリーズのマウスを選ぶのがおすすめです。
なお、基本的にゲーミングマウスは軽ければ軽いほど良いとされているものの、好みが別れるポイントでもあります。
我が家にはPRO X SUPERLIGHTもありますが、私は重さが好みなPRO Wirelessの方を愛用しています。
軽すぎる違和感がぬぐえなかったため、私は断然PRO Wireless派です!
静音性は低い
Logicool G PRO Wirelessの左右のボタンプレートの下には、金属バネが入っています。
これにより、軽いキーストローク・軽い押下圧でありながら、程よい手ごたえのあるクリック感を実現しています。
このあたりは好みによるところが大きいですが、個人的には軽いけどしっかり手ごたえのある押し心地、私はかなり好きです。
ただ、Logicool G PRO Wirelessのボタンはいずれも、押した際「カチカチ」という音が響き渡ります。
メカニカル感のあるカチカチとした音がしっかりするので、静音性を重視する人にはLogicool G PRO Wirelessは向きません。
なお、Logicool G PROシリーズのマウスのボタンはいずれも、カチカチ音がしっかりします。
黒しかない
最近のロジクールは、1つの商品でさまざまなカラーを展開するのが定番です。
ただ、Logicool G PRO Wirelessには黒1色しかありません。
推しカラーなど色にこだわりがある人は、よく似た後継機PRO X SUPERLIGHTシリーズがおすすめです。
- Wireless:ブラック
- SUPERLIGHT:ブラック・ホワイト・ピンク・レッド
- SUPERLIGHT2:ブラック・ホワイト・ピンク
Logicool G PROシリーズで真っ赤なマウスがあるのは、SUPERLIGHTだけです。
サポートがいまいち
Logicool G PRO Wirelessは、サポートが手厚い商品ではありません。
というか、これはマウスに限らずLogicool(ロジクール)製品いずれにも共通した特徴です。
ロジクール自体はスイスの企業ですが、公式サイトには日本語対応の電話やチャットサポートが用意されています。
私自身色々問い合わせたことがありますが、はっきり言ってスムーズなやり取りができたことはありません。
故障関連の対応は最低限保証されているものの、使い方や仕様などをメーカーに色々聞きたい人には向きません。
なお、細かいことを聞きたい場合、チャットを英語で質問すると回答の質がぐんと上がります。
また、ロジクールは日本国内でも非常に人気なメーカーです。
愛好者も多く、設定関連の情報は個人サイトで紹介されているものがまず間違いなく見つかるので、情報収集には公式以外のサイトの活用がおすすめです。
Logicool G PRO Wirelessをおすすめする人
- プロ仕様のワイヤレスマウスを使ってみたい人
- お得感を重視する人
- サイドボタンが右側に欲しい人
- LEDでカラーカスタマイズしたい人
- FPSやTPSゲーマー
プロ仕様のワイヤレスマウスをお得に買いたい人に、Logicool G PRO Wirelessはぴったりです。
右側サイドボタンにできて、LEDでカラーカスタマイズできるLogicool G PROシリーズ唯一のマウスでもあります。
また、Logicool G PRO Wirelessは特に、Apexやフォートナイトのキーマウプレイヤーから高い人気を集めています。
Logicool G PRO Wirelessをおすすめしない人
- 最新技術を搭載したゲーミングマウスが良い人
- できるだけ軽いマウスが良い人
- マウスの静音性を重視する人
- 多ボタンマウスが良い人
- 黒いマウスがイヤな人
2024年現在、Logicool G PRO Wirelessにはすでに後継機が2代出ています。
最新機種やできるだけ軽いゲーミングマウスが良い人には向きません。
最新技術搭載の軽いゲーミングマウスが良い人には、Logicool G PRO X Superlight2がおすすめです。
また、Logicool G PRO Wirelessは色が黒しかなく、静音性はイマイチです。
サイドボタンの自由度は少しあるものの、最大7個までしかボタンを増やせなので、ボタンが多いマウスが良い人向きでもありません。
Logicool G PRO Wirelessのよくある質問
Logicool G PRO Wirelessに関する、よくある質問を以下にまとめました。
- Q型番G-PPD-002WL・WLr・WLrd・WLrdaの違いは?
- A
Logicool G PRO Wirelessには、4種類の型番が存在します。
- G-PPD-002WL
- G-PPD-002WLr
- G-PPD-002WLrd
- G-PPD-002WLrda
ロジクールに問い合わせたところ、販売場所の違いのみで仕様は同じという回答でした。
が、明らかにその回答はおかしく感じたので恐縮しつつ再度聞いてみたら、やっぱり違いがありました。
- G-PPD-002WL:Amazon限定・センサーがHERO16K
- G-PPD-002WLr:eBayやその他の小売店で流通している型番
- G-PPD-002WLrd:Logicool公式ショップ限定
- G-PPD-002WLrda:楽天やYahooのLogicool公式ショップ限定
Amazonで販売されている「G-PPD-002WL」には、センサーが「HERO16K」とあり、ほかの「HERO 25K」とは違います。
感度などが25Kより劣るのに、価格は安くありません。
つまり、「G-PPD-002WL」の購入はおすすめできません。
ロジクールからの回答では公式ショップ限定とされていた「G-PPD-002WLrd」がAmazonでしかも「G-PPD-002WL」より安く買えるので、そちらがおすすめです。
また、「r」の有無の違いはボタンの仕様変更、「d」の有無は保証期間の違いと書かれている記事がありますが間違いです。
Amazon販売の「G-PPD-002WLrd」は保証期間を1年と2年から選べて、私が見たときには2年保証を付けたほうが安値という謎の状態でした。
結論としては、「G-PPD-002WL」は避けるべき型番です。
- QLogicool G PRO Wirelessの通信可能範囲は?
- A
レシーバーから最長10mまで通信可能です。
ただ、ワイヤレスデバイスを複数接続している場合、マウスから20cm以内のレシーバーの設置が推奨されています。
合わせて、2.4GHzワイヤレスデバイスからは2m以上離す必要があります。
なお、Logicool G PRO Wirelessには「レシーバー延長アダプター」が同梱されています。
接続先のデバイスまで距離があっても、ケーブル経由でレシーバーを近くに設置可能です。
- QLogicool G PRO WirelessはBluetooth接続可能?
- A
Logicool G PRO Wirelessは、Bluetooth接続に対応していません。
対応しているのは、専用レシーバーを接続先のデバイスにさして使う無線接続方式LIGHTSPEEDと、ケーブルをさして使う有線の2つです。
なお、専用レシーバーは、未使用時マウス本体裏側に収納することができます。
また、ここの蓋を外して使うと、マウスが2gほど軽くなる裏ワザ(?)もあります。
- QLogicool G PRO Wirelessをフル充電するのにかかる時間は?
- A
取り扱い説明書によると、PCのUSBポートに接続した場合、空の状態からフル充電には約2時間かかるとあります。
ただ、接続した先のPCであれば、有線マウスとして使いながら充電することもできます。
- QLogicool G PRO WirelessはX軸とY軸に違うDPIを設定可能?
- A
Logicool G PRO Wirelessは、X軸とY軸ごとにDPIを設定することができません。
一方で、同じシリーズの後継機Logicool G PRO X SUPERLIGHT2であれば、X軸とY軸に別々の値を設定できます。
X軸とY軸に別々のDPI値を設定したい人は、Logicool G PRO X SUPERLIGHT2を選ぶ必要があります。
ロジクール 公式ストアポチップ
- QLogicool G PRO WirelessはLODを変更可能?
- A
マウスを浮かせてセンサーの反応が途絶えるまでの距離「リフトオブディスタンス(LOD)」。
Logicool G PRO Wirelessは、リフトオブディスタンス(LOD)を変更できません。
ちなみに、公式の数値は公表されていないものの、ユーザーの計測によるとLODは1mm前後と言われています。
こちらの、人気サイトRTINGS.comの実測結果は1.2mmとのことでした。
この1.2mmという数字はかなり高性能と言え、意図しないカーソルの動きを自然と防げます。
なお、Logicool G PROシリーズのワイヤレスマウスのうちLODを調整できるのは、PRO X SUPERLIGHT2だけです。
LODの調整をしたい人は、PRO X SUPERLIGHT2を選ぶ必要があります。
ロジクール 公式ストアポチップ
- Qオンボードメモリ対応のメリットは?
- A
Logicool G PRO Wirelessは、オンボードメモリ対応です。
オンボードメモリというのは、ロジクールの専用アプリG HUBでカスタマイズした設定を、デバイス本体に記憶させられる機能です。
大会などに出場する際、普段と違うデバイスに繋いでもいつもの設定ですぐにマウスを使えます。
また、PCを買い替えたり、相性問題などを理由にG HUBを接続先のPCに常駐させたくない場合にも便利です。
- QLogicool G PRO Wirelessに後継機はある?
- A
同じLogicool G PROシリーズから、2020年にLogicool G PRO X Superlightが、2023年にはさらにその後継機Superlight2が発売されています。
サイズ・形はすべて同じでぱっと見そっくりですが、最大の違いは重さです。
Logicool G PRO Wireless80gに対して、G PRO X Superlightは63g、新作2にいたっては60gしかありません。
また、そのほか細かい仕様もパワーアップしている分、後継機の方が価格が高くなっています。
Logicool G PRO Wirelessレビューまとめ
Logicool G PRO Wirelessは、2018年の発売以来根強い人気を誇るゲーミングマウスです。
2018年発売ではあるものの、センサーなどの品質は2024年基準で見ても十分ハイスペックと言えます。
実際、遅延のないワイヤレス接続や軽い使い心地はとても良く、5年以上使ってもヘタレを感じない耐久性の高さも魅力です。
軽量化や高性能化が進んだ後継機がすでに2代発売されているものの、だからこそ、発売当時よりかなり安く買いやすくなっています。
Logicool G PRO Wirelessは、今なお買う価値のあるゲーミングマウスです。