DEEBOT T20とT20e OMNIの違いと選び方のポイントを解説

この記事を読めばECOVACS(エコバックス)のDEEBOT T20とT20e OMNIの違いを知れることがわかる写真
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2024年3月15日に、ECOVACS(エコバックス)から「DEEBOT T20e OMNI」が発売されました。

が、吸引と水拭きができる2in1ロボット掃除機「DEEBOT T20 OMNI」と名前も見た目も機能も、ぱっと見違いがわかりません。

違いがわからないと選べません!

そこでここでは、DEEBOTを愛用している我が家が、T20とT20eの違いと、違いを踏まえた選び方のポイントを紹介しています。

「DEEBOT T20 OMNI」と「DEEBOT T20e OMNI」の違いをまとめると …

製品名DEEBOT T20 OMNIDEEBOT T20e OMNI
外観
吸引力6000Pa7100Pa
ブラシゴム製毛とゴムの混合素材
(ゴム製ブラシに交換可能)
モップ温水洗浄×
音声操作機能×
定価(税込み)179,800円149,800円
※ エコバックス公式ショップでの販売価格(2024年4月時点)

ただ、数字や機能のありなしの違いだけを見せられても、イマイチピンと来ない人も多いハズ。

以下で、「DEEBOT T20 OMNI」と「DEEBOT T20e OMNI」の違いや共通する特長を紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね!

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》最新機種が良い人にはDEEBOT「T30」か「X2」OMNIがおすすめです。

DEEBOT T20とT20eの違い


「DEEBOT T20 OMNI」と「DEEBOT T20e OMNI」はどちらも、基本よく似た吸引と水拭きができるハイスペックな2in1ロボット掃除機です。

ただ、新しく発売されたDEEBOT T20e OMNIの方が機能が減っている分安いのが特徴です。

  • T20eの方が吸引力が高い
  • メインブラシが違う(互換性あり)
  • モップ温水洗浄ができるのはT20だけ
  • 音声操作できるのはT20だけ
  • T20eの方が定価が安い

以下で、違い5つの詳細を解説しています。

T20eの方が吸引力が高い

  • DEEBOT T20 OMNI:6000Pa
  • DEEBOT T20e OMNI:7100Pa

基本的にDEEBOT T20 OMNIの多機能ですが、吸引力については唯一T20eの方が1100Pa上がっています。

ただ、一般的にロボット掃除機の吸引力は3000Pa以上で高性能とされています。

DEEBOT T20 OMNIでも十分すぎるほどハイスペックと言えるので、この性能の違いが実感できるかは微妙なところです。

ちなみに、ロボット掃除機の代名詞的存在とも言えるライバル「ルンバ」。

ルンバは吸引力非公開を貫いているものの、口コミを見る限り両者の吸引力に大きな違いはないと言われています。

メインブラシが違う

  • DEEBOT T20 OMNI:ゴム製
  • DEEBOT T20e OMNI:毛とゴムの混合素材

購入時に掃除機本体についているメインブラシが違います。

DEEBOT T20 OMNIについているゴム製のメインブラシの方が、T20eの混合素材のブラシより毛を簡単に取り除け、メンテナンス性に長けています。

毛の長いペットがいる家庭などには、ゴム製ブラシがぴったりです。

ただ、DEEBOT T20e OMNIに、T20に採用されているゴム製のメインブラシを取り付けることができます。(メーカー確認済み)

メインブラシは税込み2,500円ほどで単品売りされているので、メインブラシの違いを理由にT20を選ぶ必要はありません。

ブラシの仕様の違いが気になる場合、メインブラシだけ別途購入すればOKです。

モップ温水洗浄ができるのはT20だけ

DEEBOT T20 もT20e OMNIも、吸引と水拭きはもちろん、ゴミ集めもモップ洗浄も全自動でやってくれるのは共通です。

ただ、モップを温水で洗浄できるのはDEEBOT T20 OMNIだけです。

T20eは冷水を使う一方、T20は55度の温水で清掃後の汚れたモップの洗浄を行います。

この55度というのは、油汚れなどを落とすのに最適とされている温度です。

そのため、水と温水を使った場合では、洗浄後のモップのきれいさに以下のような違いがあることをメーカー自身が過去に示しています。

DEEBOTのモップ洗浄に冷水と温水を使った場合の違いがわかる写真
[出典]ECOVACS(エコバックス)公式HP

温水洗浄機能が備わっている分だけ、モップの汚れやにおいをDEEBOT T20 OMNIの方がしっかり落とせるのが特長です。

きれいなモップを使った水拭きがしたいなら、DEEBOT T20 OMNIが向きます。

音声操作できるのはT20だけ

DEEBOTを音声アシスタントYIKO(イコ)で動かせることがわかるスクリーンショット
[出典]アプリECOVACS HOME

声で掃除や設定変更をできるAI音声アシスタント機能「YIKO(イコ)」が使えるのは、DEEBOT T20 OMNIだけです。

DEEBOT T20e OMNIは、YIKO未対応なので、音声で操作することができません。

音声操作をしたい人は、DEEBOT T20 OMNIを選ぶ必要があります。

T20eの方が値段が安い

製品名DEEBOT T20 OMNIDEEBOT T20e OMNI
外観
定価(税込み)179,800円149,800円
※ エコバックス公式ショップでの販売価格(2024年4月時点)

機能が減っている分、T20eの方が定価が安く設定されています。

が、DEEBOTを手掛けるエコバックスはセールに積極的で、旧作であるT20の方が販売価格が下回っていることがある点には注意が必要です。

2024年4月現在のDEEBOT T20とT20e OMNIの販売価格の違いがわかるスクリーンショット
[出典]エコバックス公式HP:2024年4月のある日の販売価格

そうなると、高性能なT20の方が間違いなくお得です。

一方で、新商品であるT20e専用の5万円引きクーポンなどが、発行されたこともすでにあったり!

要は、DEEBOT T20 OMNIもDEEBOT T20e OMNIも、公式ショップで定価よりかなり安値で買いやすい商品です。

Amazon・楽天・Yahoo!いずれにもエコバックスの公式ショップがあるので、今の販売価格を見比べてどちらを買うかを決めるのもアリです。

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共通した特長


見た目そっくりなDEEBOT T20とT20e OMNIは、基本性能はほぼ同じと言っても過言ではないほど似ています。

両者に共通する代表的な特長ををまとめると以下4つ。

  • 自動で掃除機がけと水拭きをしてくれる
  • モップの洗浄・乾燥まで自動
  • 障害物を避けるシステムは同じ
  • 大きさや重さは同じ

etc …

以下で、DEEBOT T20とT20e OMNIの代表的な3つを含めた共通点の詳細を解説しています。

自動で掃除機がけと水拭きをしてくれる

DEEBOT T20もT20e OMNIも、自動で掃除機掛けと水拭きをしてくれる2in1ロボット掃除機です。

吸引力はDEEBOT T20e OMNIの方が少し上ですが、どちらも十分すぎる吸引力を誇っているのは共通です。

ステーションにごみを集めてくれるところまで、すべて自動でやってくれます。

また、モップ自動リフトアップ機能を搭載しているので吸引と水拭きを連続で、場所によってどちらかだけに指定することも可能です。

DEEBOT T20 OMNIのモップが9mm自動で持ちあがることがわかる写真
[出典]エコバックス公式HP

水拭きには同じ「OZMO Turbo 2.0回転式モップシステム」を採用。

DEEBOT T20とT10OMNIに搭載されたOZMO Turbo 2.0回転式モップシステムのイメージ写真
[出典]エコバックス公式HP

1分間で最大180回回転するモップが、頑固な汚れをしっかり落としてくれます。

しかも、DEEBOT T20もT20e OMNIも、水拭きに必要な水を自動で補充する機能を備えているので、掃除中にやるべきことはありません。

ステーションのタンク内の水が空になったら補充したり、溜まった汚水を捨てるのは手動ですが、掃除機掛けと水拭きの全工程を自動でしてくれます。

モップの洗浄・乾燥まで自動

DEEBOT T20とT10OMNIに搭載されたモップ自動洗浄と自動乾燥機能のイメージ写真
[出典]エコバックス公式HP

DEEBOT T20もT20e OMNIも、水拭きした後の汚れたモップを自分で洗って乾燥する機能が備わっています。

このモップ自動洗浄機能は、DEEBOTシリーズならではの特徴でもあります。

実際、エコバックスとよく比較される吸引+水拭きができるロボット掃除機「ルンバコンボ」には、モップ自動洗浄機能が付いていません。

モップを自分で洗うのが面倒な人には、エコバックスが向きます。

ただ、モップ洗浄に温水を使えるのはDEEBOT T20 OMNIだけなので、T20eよりT20の方がよりモップをきれいに保ちやすいという違いがあります。

障害物を避けるシステムは同じ

DEEBOT T20 OMNIの障害回避システムTrueDetect 3D 3.0のイメージ写真
[出典]エコバックス公式HP

障害物を回避するシステムには、DEEBOT T20もT20e OMNIも同じ「TrueDetect 3D 3.0」を採用しています。

採用しているのは、光の反射を使って障害物の距離をセンサーで測ることで衝突を回避するシステムです。

また、障害物をリアルタイムで3Dスキャンするも能力にも長けていて、大切な家具などを傷つけることなく隅々まで掃除をしてくれます。

大きさや重さは同じ

製品名DEEBOT T20 OMNIDEEBOT T20e OMNI
外観
本体448 x 430 x 578 mm
4.4 kg
448 x 430 x 578 mm
4.4 kg
ステーション578 × 448 × 430mm
14.0 kg
578 × 448 × 430mm
14.0 kg

機能が減っている分、DEEBOT T20e OMNIの方が充電用のステーションが小型化しているかと思いきや、サイズも重さも一切変わっていません。(メーカー確認済み)

大きさや重さの違いを理由に、どちらが良いかを決めることはできません。

そのほかの共通点

  • 専用アプリから簡単に操作できる
  • ゴミ捨ては60日1回しかいらない
  • 落下防止センサー搭載
  • 2cmの段差を乗り越えられる
  • 充電を自動でしてくれる
  • マッピングシステムは同じTrue Mapping2.0を採用

etc …

DEEBOT T20もT20e OMNIも、専用アプリ「ECOVACS HOME」から簡単に操作できます。

ダストボックスは同じ300mLで、落下防止センサー搭載で2cmの段差まで乗り越えられ、掃除を終えたら自動で充電してくれるところも変わりません。

そのほか、部屋の作りを把握するのに使うマッピングシステムには同じ「True Mapping2.0」を採用しています。

正確な部屋のマップを、あっという間に作ってくれます。

おすすめの選び方


基本的にDEEBOT T20 OMNIの機能を減らした分安値になったのが、DEEBOT T20e OMNIです。

そのため、機能差に価格以上の価値が見いだせるかどうかで決める必要があります。

要は、T20だけで利用できる「モップ温水洗浄機能」と「音声操作機能」がいるかどうかが決め手になります。

ただ、セールなどでDEEBOT T20 OMNIもDEEBOT T20e OMNIも定価より安く買えることが多いです。

現在の販売価格の差をチェックしてから、その差額分の価値を機能差に見出せるかを検討するのがおすすめです。

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我が家は「DEEBOT T20 OMNI」を愛用

ECOVACSのDEEBOT T20 OMNIの外観写真
購入したECOVACSのDEEBOT T20 OMNIの写真

我が家は、多機能な分価格が高い「DEEBOT T20 OMNI」を愛用しています。

購入したタイミングでDEEBOT T20e OMNIが発売されていなかったものの、今買うにしてもやはりT20を選びます。

理由は、モップの温水洗浄が付いているから。

どうせ水拭きしてもらうなら、できるだけきれいなモップで拭かないと意味がない気がしてしまうのでT20が良いと感じました。

ただ、AI音声アシスタント機能「YIKO(イコ)」は、不思議なタイミングで喋り出して不気味だったため、現在は常時オフ。

YIKO(イコ)なしバージョンで安値のがあったら、それが良かったです。

▼ DEEBOT T20 OMNIの詳細レビューはこちらから。

まとめ

ECOVACS(エコバックス)から、2024年3月に「DEEBOT T20e OMNI」が発売されました。

名の通り「「DEEBOT T20 OMNI」に外見や基本機能はほぼ同じですが、いくつかの違いがあります。

T20にはモップ温水洗浄や音声操作機能が付いている分、T20eより定価が高くなっています。

どちらが良いか迷ったときには、自分の欲しい機能を踏まえ価格とのバランスを考慮して決めるのがおすすめです。

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