今日は、六花亭の「百歳(ももとせ)」を紹介します。

和な雰囲気と裏腹、中身は完全な洋菓子仕様のちょっと不思議な焼菓子「百歳」。
甘酸っぱさと甘香ばしさのコラボは安定の美味しさ!
しかも、お手頃価格で常温で日持ちするので手土産にもぴったりです。

目次
1.  六花亭とは?
2.  食べた商品
3.  商品詳細
4.  感想
5.  まとめ

 六花亭とは?

六花亭のロゴ
[出典]六花亭公式HP

1933年創業の北海道が誇る菓子メーカー「六花亭(ろっかてい)」。

そんな六花亭の売り上げの4割を占めているのは、看板商品マルセイバターサンドだそうです。

ただ、六花亭にはそのほかにも魅力的なお菓子がたくさんあります。

そして、その商品は「おかげさま」や「いつものアレ」など、ユニークな名前が多いのも特徴です。

名を聞いて思わず、どんなお菓子か気になってしまう。

そんな人を惹きつけるネーミングも、六花亭のお菓子ならではの魅力です。

▽ さらに六花亭のファンになったエピソードはこちらから。


 食べた商品

六花亭の百歳の写真
今回食べたのは、六花亭の「百歳」です。

読みは、ひゃくさいではなく「ももとせ」です。

その名は、六花亭が帯広100周年を記念して帯広の緑ヶ丘公園に「百歳の鐘(下記写真参考)」を寄贈したことに由来しています。
百歳の鐘の写真
[出典]帯広市公式HP

そして、この百歳、名前さらにはパッケージまで「和」なテイストが漂っていますが、中身は完全洋菓子となっています。

アーモンド粉末で作ったスポンジとパイ生地で、ブラックカランスジャムをサンドしたイギリス生まれのお菓子です。

ちなみにこのブラックカランズというのはカシスソーダやカシスオレンジでおなじみの、カシスの英名だそうです。

イギリスのお菓子をモチーフにした百歳ゆえ、フランス名のカシスではなく、英名ブラックカランズが使われていると思われます。

▽ 「百歳」を含めた六花亭の美味しいを一気に楽しめるセットです。


 商品詳細

 商品名 
 百歳
 公式サイト:https://www.rokkatei-eshop.com/store/ProductDetail.aspx?sku=30000

 値段
 税込み130円

 原材料名
 バター(北海道製造)、アーモンド粉末、卵、ブラックカランズジャム、小麦粉、砂糖、コーンスターチ、レモン果汁、乳製品、リキュール、みりん、食塩、レモン皮粉末、麦芽エキス/ゲル化剤(ペクチン)、クエン酸

 栄養成分表示
(1個(標準31g)あたり)
 熱量154kcal・たんぱく質2.9g・脂質10.1g・炭水化物13.0g・食塩相当量0.13g

 賞味期限
 約20日間

 製造者
 株式会社六花亭


 感想

袋から取り出すと、パイ生地でスポンジ生地が包まれたきれいな舟形のお菓子が現れました。

大きさは長さ約9cm・幅4.5cm・高さ最大2.5cm弱、重さ31gと、お一人様にぴったりなサイズ感です。

そして、きれいな舟形だなと眺めていたら、うっかり全体像の写真を撮り忘れました。無念。。

断面を見てみると、底面のパイ生地とスポンジ生地の間にしっかりブラックカランズのジャムが挟まっているのがわかります。
六花亭の百歳の断面写真
サックリ感はないものの、軽い口当たりのパイ生地は、すごくシンプルな香ばしさです。

一方で、スポンジ生地はバターの風味や甘みが強めです。

さらにそこに加わる、ブラックカランズは甘酸っぱく、目で見た量の印象よりはるかに主張があります。

そして、あくまで個人の感想ですが、この甘酸っぱさと生地の相性がちょっとイマイチに感じてしまったかも。

カシス好きだしジャム自体もとても美味しいのですが、個人的にはちょっとシックリ来ず。

ただ、特にジャム側に個性があるからこそ、どはまりする人も多そうです。

また、うっかり少し焦がしてしまいましたが、リベイクするとパイ生地がサクサクに早変わり!
六花亭の百歳を焼いた写真
個人的にはこのパイ生地がサクサクの状態のほうが、そのまま食べるより好みでした。

ぜひ百歳を楽しむ際の、参考にしてみてください。


 まとめ

個人的評価:★★☆☆☆

六花亭の「百歳(ももとせ)」は、和テイストなネーミング・パッケージと裏腹、イギリス仕込みの洋菓子です。

そして、パイとスポンジ、更には甘酸っぱいカシスジャムのコラボが楽しめる百歳の美味しさは、焼くとさらにパワーアップします。

パイ好き・カシス好きの人は、ぜひ試してみてください。

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