デザイン性と機能性に優れた「バッラリーニ」と「グリーンパン」のフライパンや鍋が人気を集めています。
ただ、どちらも良さそうで違いがよくわからないから、どちらが良いか決め兼ねている人も多いハズ。
私もそうでした!
そこでここでは、バッラリーニとグリーンパンの違いを徹底比較した結果を紹介しています。
違いを踏まえたそれぞれをおすすめする人の特徴も紹介しているので、合わせてチェックしてみてくださいね!
\バッラリーニはこちらから/
>> バッラリーニのシリーズによる違いを知りたい人はこちら。
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目次
バッラリーニとグリーンパンを比較!違いは?
どちらも人気でおしゃれなのは共通ですが、バッラリーニとグリーンパンを比較すると、さまざまな違いがあります。
見た目以外の代表来な違いをまとめると以下4つ。
- グリーンパンにはセラミックコーティングしかない
- コーティングの高寿命が期待できるのはバッラリーニ
- 外側もコーティングされているのはグリーンパンだけ
- 取っ手がとれるシリーズがあるのはグリーンパンだけ
etc …
以下で、バッラリーニとグリーンパンの違い4つの詳細を解説しています。
グリーンパンにはセラミックコーティングしかない
グリーンパンの鍋やフライパンはすべて、安全性が高いと言われているセラミックコーティングを採用しています。
一方で、バッラリーニにはセラミックコーティングされたシリーズもありますが、ほとんどがフッ素樹脂(テフロン)加工されています。
ただ、どちらも食材がくっつかず、メンテナンス性が高いところは共通した特長です。
ちなみに、バッラリーニの代名詞とも言える「グラニチウムコーティング」もフッ素樹脂加工なんです!
[引用元]ツヴィリング公式ショップ
人気シリーズトリノやフェラーラなどもすべて、コーティングはフッ素樹脂。
通常の使い方をしている限りフッ素樹脂使用に対して過度な不安を抱く必要はないものの、気になる人はご注意ください。
コーティングの高寿命が期待できるのはバッラリーニ
口コミを色々調べてみた結果わかった、バッラリーニとグリーンパンのコーティングの寿命の目安は以下でした。
- バッラリーニ:3年
- グリーンパン:1~2年
ただ、バッラリーニはシリーズによってコーティングのグレードに違いがあり、使い方を工夫することでより長く使えている人もたくさんいます。
とはいえ、長く使えている人を比較しても、グリーンパン最長4年に対してバッラリーニはより長く使えている人が見つかる傾向にはありました。
一方で、バッラリーニの長く使えている口コミはいずれも、グラニチウムコーティング、フッ素樹脂(テフロン)加工されたもの。
気になる人はご注意ください。
ちなみに、セラミックコーティングに関しては、バッラリーニもグリーンパンも2023年に耐久性抜群の新シリーズを発売しています。
バッラリーニ:カプレラ
従来のセラミックコーティングの約2.3倍の耐久性を誇るケラグロスコーティングを採用
グリーンパン :バルセロナ プロ
従来のサーモロン・インフィニティプロコーティングより耐久性が50%UPしたインフィニティ8を採用
従来のセラミックコーティングの寿命を1年としたら、バッラリーニのカプレラの見込み寿命は2.3年。
グリーンパンの従来の平均寿命を1.5年とすると、バルセロナ プロの見込み寿命も計算上2.3年となります。
あくまで概算ではあるものの、コーティングの見込み寿命に大差はありません。
ただ、金属ツールOKなのはグリーンパンのバルセロナ プロだけなので、丈夫さはグリーンパンに軍配が上がりそうです。
一方で、厳しめの条件で計算した結果なので、カプレラもバルセロナ プロも、セラミックコーティングの中でかなり高寿命を期待できます。
長く使えるセラミックコーティングが良い人にバッラリーニのカプレラとグリーンパンのバルセロナ プロは、かなりおすすめです。
参考に、寿命以外の違いをフライパン直径26cmを例に以下にまとめてみました。
メーカー | シリーズ名 | 外観 | 本体 | ハンドル | 高さ(深さ) | 重さ | カラー | 価格 | 販売サイト |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バッラリーニ | カプレラ | アルミ | 樹脂 | 6.3cm(-) | 900g | ピンクグリーンレッドライトブルー | 5,940円 | Amazon 楽天市場Yahoo! | |
グリーンパン | バルセロナ プロ | アルミ | ステンレス | 10cm(4.7cm) | 1140g | ブラック | 13,750円 | Amazon楽天市場Yahoo! |
※ 値段は、楽天市場での2024年3月現在の税込みの販売価格を記載。
※ バッラリーニのカプレラのライトブルーはAmazon限定モデルです。
持ち手にステンレスを採用しているグリーンパンのバルセロナ プロの方が重く、値段も高くなっています。
外側もコーティングされているのはグリーンパンだけ
グリーンパンの製品はいずれも、内側だけでなく外側もセラミックコーティングされているのが特長です。
フライパンの外側も内側も、食材がくっつきにくく、焦げ付きにくさにも長けています。
一方で、バッラリーニのフライパンや鍋は、内側にしかコーティングが施されていません。
外側が焦げ付き、すぐに黄ばみやすいのは、バッラリーニの欠点とも言われています。
重曹を使って洗えば簡単に黄ばみは落とせるものの、その手間が気になり外側もきれいな状態を長くキープしたい人にはグリーンパンが向きます。
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取っ手がとれるシリーズがあるのはグリーンパンだけ
取っ手が取れる便利なシリーズがあるのは、グリーンパンだけです。
グリーンパンのクリックシェフは、取っ手が取り外しできるので、コンパクトに収納したい人にぴったりです。
ただ、クリックシェフは4・5・8点セットでの購入しかできず、フライパンの直径は20cmと26cmしかありません。
そのほかの違い
- 本体がアルミ製以外のフライパンがあるのはグリーンパンだけ
- グリーンパンはすべてIH対応
- サーモポイントがあるのはバッラリーニだけ
- バッラリーニはすべてメイドインイタリー
- 保証が付いているのはバッラリーニだけ
etc …
バッラリーニはすべて本体がアルミ製ですが、グリーンパンにはステンレスを使ったミニという直径14cmのフライパンがあります。
また、バッラリーニにはガス火でしか使えないシリーズがある一方、グリーンパンはすべてIH対応となっています。
サーモポイントという名の、フライパン表面の温度が分かる機能が備わっているのはバッラリーニだけです。
サーモポイントを使ってみたい人は、バッラリーニが向きます。
そのほか、バッラリーニはイタリアメーカーですべてイタリア製な一方、ベルギーのメーカーであるグリーンパンの製品はすべて中国製となっています。
さらに、グリーンパンにはない、保証書が付いてくるところもバッラリーニならではの特徴です。
ただ、保証の対象に寿命を迎える原因になりやすいコーティングは含まれない点にはご注意ください。
バッラリーニvsグリーンパン:結局どっちがおすすめ?
バッラリーニもグリーンパンも、人気納得の機能性・デザイン性の高さを備えているのは共通です。
ただ、細かい部分を比較してみると、それぞれに違った魅力が詰まっていることがわかります。
違いを踏まえてバッラリーニとグリーンパンそれぞれをおすすめする人の特徴を、以下で解説しています。
バッラリーニをおすすめする人
- 食材がくっつかない状態ができるだけ長続きするフライパンや鍋が良い人
- サーモポイントを使ってみたい人
- 保証書付きが良い人
バッラリーニのフライパンや鍋は、食材がくっつかない状態が長続きすることに定評があります。
特に最高級グレードのサリーナは、一般的なコーティングより高寿命が見込まれるグラニチウムコーティングのさらに16倍の耐久性を誇ります。
コーティングが長持ちする点を重視する人にはバッラリーニが、その中でも特にサリーナがおすすめです。
また、サーモポイントで表面温度を確かめることができ、保証書が付いてくるのもバッラリーニだけです。
違いを踏まえたどのフライパンがどんな人に向くかも紹介しているので、参考にしてもらえたら嬉しいです。
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グリーンパンをおすすめする人
- セラミックコーティングのパイオニアに安心感を覚える人
- 外側にもコーティングが施されているフライパンや鍋が良い人
- 取っ手がとれるセラミックコーティングのフライパンが欲しい人
バッラリーニにも、セラミックコーティングを採用したシリーズがあります。
ただ、シリーズの幅の広さはセラミックコーティングのパイオニアであるグリーンパンに軍配が上がります。
特に、セラミックコーティングで丈夫なフライパンや鍋が良い人には、バルセロナ プロがおすすめです。
また、外側も焦げ付きにくいのが良い人や、取っ手がとれるセラミックコーティングされたフライパンが良い人にはグリーンパンがぴったりです。
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バッラリーニとグリーンパンの比較のまとめ
バッラリーニもグリーンパンも、デザイン性と機能性を兼ね備えた人気納得のおすすめできるメーカーです。
ただ、コーティングの寿命が長続きするところを重視する人には、バッラリーニがおすすめです。
一方で、セラミックコーティングでより長寿命が見込めるシリーズがあるのはグリーンパンです。
そのほか、サーモポイントがあるのはバッラリーニだけな一方、取っ手がとれるシリーズがあるのはグリーンパンだけなど、細かな違いは色々あります。
この記事が、自分に合ったフライパンや鍋を選ぶ参考になったら嬉しいです!
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