京都の老舗ベーカリー進々堂の歴史が詰まった王道「シュトーレン」

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今日は、「進々堂」の「シュトーレン」を紹介します。

京都の老舗ベーカリー「進々堂」のシュトーレンは、奇をてらわない、王道の美味しさを届けてくれる逸品です。
時間とともに変化する味わいは、クリスマスまでをより楽しいものに彩ってくれます。

進々堂とは?

進々堂のロゴ
[出典]進々堂公式HP

京都のベーカリーチェーンと言えば、「志津屋」か「進々堂」を思い浮かべる人が多いハズ。

それほど、京都という街に根付いているパン屋、それが「進々堂」です。

そんな進々堂の始まりは、大正2年、1913年にまでさかのぼれます。

クリスチャンであった創業者続木斉氏が、「パン造りを通して神と人とに奉仕する」という思いで開業したのが進々堂でした。

そして、その後100年以上にわたって命の糧となるまじりけのないパンを届けたい。

その思いを守り続け、地域住民に愛されるパン屋として確かな地位を築いています。

直営店は京都市内にしかないものの、オンラインショップに加えて、百貨店や全国各地の飲食店でその味は楽しまれています。

食べた商品

進々堂のシュトーレンの写真

今回食べたのは、進々堂の「シュトーレン 小」です。

大きめサイズが多い中、一回り小さいサイズ感が嬉しいアイテムです。

クリスマスに向けて少しずつスライスしながら味の熟成を楽しむドイツの伝統菓子であるシュトーレン。

最近はパン屋やケーキ屋さん、さらにはスーパーなどでも気軽に見かけるようになりました。

一方で、大正2年創業の進々堂がシュトーレンを作り始めたのは、昭和40年頃、1960年代のことでした。

先代の社長がドイツからシュトーレンを持ち帰り、日本ではまだ馴染みのないその時代から見よう見まねで焼き上げていたそうです。

以来、50年以上毎年改良を重ね、京都の地で育まれてきたのが進々堂のシュトーレンです。

ちなみに、シュトーレンの本場ドイツでは、その名を名乗るために守るべき材料や製法のガイドラインが定められています。

「小麦粉に対してバター30%以上ドライフルーツ60%以上」を満たさなければなりません。

そして、進々堂のシュトーレンはこの基準をしっかりクリアしています。

2022年度については、ノーマルなものだけでなく、アーモンドの風味際立つマンデルシュトーレンや、贅沢仕様のプレミアムシュトーレンを展開。

今回は、最もノーマルなシュトーレンの小サイズをいただきました。

グランマルニエに漬けた4種のフルーツ、2種のナッツ、さらにマジパンを贅沢に混ぜ込んだまさに王道な仕上がりです。

寝かせることで熟成され、より深みのある味に変化する、時間をかけて楽しむべき逸品です。

▽ 2022年度分は販売終了したようです。来年を楽しみに待ちましょう!
 

商品詳細

商品名
シュトーレン 小

値段
税込み1,440円

原材料名
 小麦粉(国内製造)、ラムレーズン、発酵バター、粉糖、砂糖、牛乳、バター、アーモンド加工品、レモン砂糖漬、オレンジ砂糖漬、クランベリー加工品、加糖卵黄、アーモンド、クルミ、ショートニング、オレンジリキュール、パン酵母、脱脂粉乳、食塩、シナモン粉末、ナツメグ、カルダモン、バニラペースト/酒精、香料、(一部に卵・乳成分・小麦・オレンジ・くるみ・アーモンドを含む)

栄養成分表示(1個当たり)
熱量1243kcal・たんぱく質16.4g・脂質63.6g・炭水化物152.4g・食塩相当量1.2g

内容量
1個

賞味期限
製造日から約60日

製造者
 株式会社進々堂

感想

進々堂のシュトーレンを袋から出した写真

袋から取り出すとラップに包まれた長さ13cm・幅7cm・高さ4cm強ほどの、シュトーレンが姿を現します。

量った重さは250gほどあり、HPに書かれているサイズ感より一回り大きい嬉しい仕様です。

シュトーレン自体は、思った以上に見る向きによって表情が違います。

進々堂のシュトーレンを正面から見た写真
進々堂のシュトーレンを後ろから見た写真

ちなみに、今回は一度ラップから出してしまいましたが、ラップをしたまま少しずつカットをするのが推奨されています。

また、裏から見ると、表面の粉糖の一部がすでに黄色くなっていて、結構熟成が進んでいることが確認できました。

進々堂のシュトーレンを裏から見た写真

薄くカットして食べてみると、個人的なシュトーレンのイメージまさにそのものの味がしました。

進々堂のシュトーレンをカットした写真
進々堂のシュトーレン一切れの写真

たっぷり入ったフルーツやナッツにマジパン、さらにそこに粉砂糖の甘さが加わった味は結構複雑。

一方で、どれかひとつの主張が強いということはなく、バランスがとても良いです。

最近は個性派シュトレーンが増えているイメージがありますが、これはまさに王道さが光るシュトーレンという印象を受けました。

勝手に今年はその手のシュトーレンを求めていたので、個人的にはとっても満足!

表面の見た目からするともう少し熟成が進みそうなので、クリスマスまでちびちびと楽しみたいと思います。

まとめ

個人的評価:★★★☆☆

京都の老舗ベーカリー進々堂のシュトーレンは、昭和40年代から試行錯誤を重ね、作り込まれてきた歴史深い逸品です。

それでいて、奇をてらわないまさに王道とも言えるシュトレーンの美味しさを届けてくれます。

しかも、13cmほどの小さめサイズがあるところもおすすめポイントです。

気軽に楽しめる王道シュトーレンを探している人は、ぜひ試してみてください。

 

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