ノートパソコンとしてもタブレットとしても使えるいわゆる「2-in-1デバイス」。
MicrosoftのSurfaceを筆頭に、年々着実にユーザーを増やしているそうです。
私自身、長年Surfaceを愛用しているものの、Surfaceの純正キーボードは使い心地が良くありません。
なので、パソコンとして使うときには、他のメーカーのキーボードを接続しています。
ただ、Windows11で2-in-1デバイスに外付けキーボードをBluetooth接続して使う場合、ちょっと注意が必要です。
目次
Bluetoothでキーボードを接続してもタブレット的挙動をする
2-in-1デバイスに外付けキーボードを接続する方法はいくつかあります。
中でも、Windows11で注意が必要なのは、Bluetoothで外付けキーボードを接続しようとしている人!
ちなみに、Surface8以降についているのは、USB Type-Cポート2つです。
ドッグを買いたくないけどその口のひとつをキーボードで埋めたくないとなると、自然とキーボードはBluetooth接続するのが無難です。
ただ、2-in-1デバイスにキーボードをBluetoothでつなげると、タブレット的挙動から抜け出せなくなってしまいます。
Windows11にタブレットモード単独機能はなく切替は自動
そもそもWindows11には、Windows10にあったタブレットモードがありません。
代わりに、2-in-1のデバイス使用時には、キーボードの取付けや取外しに対応して自動でモードが変わる新機能が搭載されました。
ただこれ、外付けの有無というシンプルなものではなく、システムに適合した条件を満たして初めてキーボードの存在を認識します。
そして、キーボードをBluetoothで接続した場合、ドックと見なされず、タブレットモードから解放されません。
また、純正キーボードを付け後ろに曲げた状態でBluetooth接続したキーボードを使っても、タブレット的モードのままになります。
タブレットモードのデフォルトタスクバーが使いにくい
正直タブレットモードだろうと問題なく使えれば良いという人も多いはず。
私自身もそうですが、唯一気になったのがタスクバー!
Windows11で新たに実装された機能に、「タッチ操作に最適化されたタスクバー」があります。
2-in-1デバイス使用時にはデフォルトで有効化されているこちらの機能。
タブレット状態と認識した時点で、展開可能なドロワー、いわゆる引き出しメインの小さな表示にタスクバーが変化します。
ドロワー以外は、IME・ネットワーク・スピーカー・バッテリー・時計が最低限表示されているだけです。
一方で、タスクバーをスワイプすると大きめのタスクボタンたちが現れます。
タッチ操作向けの機能「Metro」で大失敗して以来、この手の機能を作るのが下手と散々言われていたWindows。
ゆえ、Windows11で導入されたこの「タッチ操作に最適化されたタスクバー」は、それなりに大きな変更点として注目を集めました。
でも、外付けキーボードを接続したにも関わらず、タスクバーが常にタブレットモード状態になってしまうのは結構不便。
ただこれ、ちゃんとオフにできます!
手順としては、
- 「設定」アプリの[個人用設定]-[タスク バー]-[タスクバーの動作]セクションを開く
- そこにある[このデバイスをタブレットとして使用する場合にタスク バーをタッチ操作用に最適化する]を無効にする
これだけで、標準のタスクバーの表示が常に切り替わらなくなります。
最初この無効化の方法がなかなか見つからず、一時かなり残念な気持ちになったため備忘録としてまとめてみました。
というか、個人的にはシンプルにWindows10のときのようにタブレットモードオンオフ機能を戻してほしい!!
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まとめ
Windows11にタブレットモード単独機能はなく、2-in-1デバイス使用時にはキーボードの状態に応じてモードが自動で切り替わります。
ただ、Bluetoothでキーボードを接続した場合、ドッグと見なされず、常にタブレット的挙動で固定されてしまいます。
特にタブレット状態のデフォルトタスクバーは、PCとしては使いにくいです。
気になる場合、設定の「タスク バーをタッチ操作用に最適化する」をオフにするのがおすすめです。
また、そのほかトラブルがあった場合についても、キーボードをBluetooth接続した場合タブレット的モードになっている。
そのことを覚えておくと解決のヒントになるかもしれません。
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