最近、ラピッドトリガー機能搭載のゲーミングキーボードが人気を集めています。
ただ、新しい技術ゆえ、そもそもどんな機能なのか、どのキーボードを買えば良いかわからないという人も多いハズ。

私もそうでした!
ちなみに、2023年11月現在確認済みのラピッドトリガー対応のキーボードは全部で14種類!
本記事では、ラピッドトリガーを搭載した全14キーボードの詳細や特におすすめはどれか、選び方のポイントなどを紹介しています。
目次
ラピッドトリガーとは?

Rapid Trigger(ラピッドトリガー)というのは、キーのオンオフを好きな位置で切り替えられる機構のことです。
一般的なキーボードは、
- キーを押して反応が入力に切り替わる点:アクチュエーションポイント(AP)
- キーを離して戻ってきて入力がオフに切り替わる点:リセットポイント(RP)
が固定されています。
一方で、ラピッドトリガー対応のキーボードは、アクチュエーションポイント(AP)とリセットポイント(RP)をカスタムできます。
ラピッドトリガー対応のキーは、一度入力状態になっ地点からの任意の移動距離によってオンオフを動的に切り替え可能です。
これにより、普通のキーより格段に速く、オンはもちろんキーの入力をオフできるようになるのが最大のメリットです。
FPSなどで銃を撃つ際に瞬間的に動きを止めることで銃の反動をおさえられるテクニック「ストッピング」。
正確なストッピングが求められる「VALORANT(ヴァロラント)」や「CS:GO」で、ラピッドトリガーは非常に有利に働きます。

コンマ数秒の差で勝敗を分けるプロの世界では、もはや「ラピッドトリガーがないと勝たん」が合言葉になっています。
ラピッドトリガー対応のキーボードの選び方

ラピッドトリガー対応のキーボードを選ぶ際に確認すべきポイントは、6つあります。
- ラピッドトリガーの仕様詳細
- キー配列
- 打ち心地
- 大きさ
- 無線対応かどうか
- 価格
以下で、6つのチェックすべきポイントの詳細を解説しています。
ラピッドトリガーの仕様詳細
ラピッドトリガーと一口に言っても、設定できる内容の詳細はキーボードによって異なります。
距離の数字はもちろん、キーごとに個別に設定できるかなど、その仕様はさまざまです。
また、ラピッドトリガー同等の機能をメーカー独自の名称で呼んでいることもあります。
どこまで何を設定できるか、しっかり確認してから購入するのがおすすめです。

細かい単位で設定できるほど、素早い操作ができます!
また、入力速度に直結するポーリングレートも高いと、より高速にオンオフ可能になります。
キー配列
ラピッドトリガー搭載のキーボードの中には、一般的な日本語JIS配列のキーボードが存在しない機種もあります。
その場合、英字配列のキーボードを購入するしかありません。

英字配列は記号の位置が合理的で、スペースキーやエンターキーが大きくホームポジションを維持しやすいのがメリットです。
ただ、日本の学校や職場で普及しているのは日本語JISキーボードゆえ、売るときに値が付きやすい傾向にあります。

ゲームプレイ時のみの使用を予定している場合、こだわる必要はありません。また、英字や記号キーをよく使う人は、普段から英字配列を使った方が楽です。
打ち心地
ラピッドトリガー対応のキーボードは基本的に価格が高いです。
そのため、詳細な仕様にこだわりが詰まっているものが多く、その分だけ個性があります。
自分好みの打ち心地かどうかも、こだわるべきポイントです。
打ち心地を左右するチェックすべき項目としては、
- キースイッチのタイプ(メカニカル・静電容量無接点・磁気)
- 押下圧
- キーストローク
- 打鍵音
etc …
があります。
ラピッドトリガー搭載のキーボードは人気が高く、実際に触ってから購入するのが難しくなっています。
ただ、文字や数字からある程度打ち心地を想像できるので、詳細な仕様を必ず確認するようにしましょう。

スタンドやアームレストである程度調整できるものの、キーボードの高さやスタンドの有無もチェックしておくと安心です。
大きさ
ラピッドトリガー搭載のキーボードは、テンキーレスのものが多く、サイズが一般的なキーボードより小さいタイプが多いです。
ただ、ゲーム以外の普段使いを予定している場合、カーソルやファンクションキーがあるかないかで利便性が大きく変わってきます。
キーの形や配列が変則的なものもあるため、こだわりのある人は細かいキー配置の確認が必須です。
逆に、ゲームの時だけ使うつもり、あるいは、できるだけ置き場所のスペースを取らないタイプが良い場合、小さめが向いています。

使う目的やデスクの大きさ、設置場所の周辺機器などの置き場所を考慮して、合ったサイズのものを選びましょう。
無線対応かどうか
最近では、ほぼ遅延が気にならない無線対応のハイエンドなゲーミングキーボードも増えています。
ラピッドトリガー対応のワイヤレスキーボードはまだ数が少ないものの、今後増えてくると予想されます。
ワイヤレスタイプはこまわりがきき、複数のデバイスに接続できるものも多いです。
自分の使用環境にあったものを選びましょう。
価格
ラピッドトリガー対応のキーボードは、3万円前後が相場です。
一方で、現在販売が確認されているラピッドトリガー対応機の最安値は1万5千円強と、価格差が大きいです。
値段が高いほど高性能な傾向にはあるものの、魅力を感じない機能が付いていても仕方ありません。
機能と価格のバランスが一番取れていると自分が感じるキーボードを選ぶのがおすすめです。

高ければ良いというものではありません。
ラピッドトリガー対応のおすすめキーボード8選
ラピッドトリガー対応のおすすめのキーボード8選をまとめました。
機種名 | 価格(税込み) | AP | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|
Wooting 60HE | 30,000円弱 | 0.1~ 4.0mm | 多くのプロの実績がある 初代ラピッドトリガー対応機 | 日本語配列なし・60%レイアウト・個人輸入でしか買えない |
SteelSeriesApex Pro シリーズ | 約28,000~ 43,000円 |
0.1~ 4.0mm |
無線対応あり(英字配列のみ)・フル、TKL、60%サイズあり | 無線対応に日本語配列がない |
Razer Huntsman V3 Proシリーズ | 約29,800~ 41,880円 |
0.1~ 4.0mm |
フル、TKL、60%サイズあり・現在唯一の光学式 | 販売を開始したばかりで口コミが不明な状態 |
DrunkDeer A75 | 18,500円 | 0.4~ 3.6mm | 1万円代で買える最強のコスパ・白黒グレー3色展開 | 日本語配列なし・75%レイアウト |
CORSAIR K70 MAX | 33,337円 | 0.4~ 3.6mm | フルサイズあり | テンキーレスがない・USB3.0での接続が必須 |
REALFORCE GX1 | 33,000円 | 0.1~ 3.0mm | 国産・現在唯一の静電容量無接点方式・ふるさと納税で入手可能・荷重を選べる | 売り切れ状態が続いている |
ELECOM GAMING VK600A | 22,980円 | 0.1~ 3.8mm | 国産・2万円代で買えるコスパの良さ・白黒2色 | 売り切れ状態続いている |
ZENAIM Keyboard | 48,180円 | 0.3~ 1.8mm | プロチームと共同開発・キーストロークが浅い | やや生産が不安定・値段が高い |
※ AP … アクチュエーションポイントを設定できる範囲
ただ、ここに記載した数値は、すべて記事作成時点の情報です。
今後ファームウェアのアップデートなどにより、さらに詳細な設定ができるようになる可能性がある点にはご注意ください。
Wooting 60HE

商品名 | Wooting 60HE |
メーカー | Wooting |
スイッチタイプ | 磁気方式(初動40cN・エンド60cN・ストローク4mm) |
キー配列 | US配列・UK配列のほか6種類(日本語配列なし) |
発売年 | 2022年9月以降MCUを搭載したARMモデルに変更 |
価格 | 25,400円+送料など3,000円ほど(公式サイトより) |
サイズ | 302×116×38mm・627g |
AP・RP※ | 0.1mm~4.0mm(0.1mm間隔) |
公式サイト | https://wooting.io/ja/wooting-60he |
特徴 | 有線(USB-C)、テンキーレス、60%レイアウトのキーボード |
世界で始めてラピッドトリガーを搭載したキーボードです。
その人気はすさまじく、VALORANT Champions 2023に出場した選手の約6割がこのキーボードを使っていたそうです。
アクチュエーションポイントもリセットポイントも、0.1mm~4.0mmまで0.1mm間隔でキーごとに自由に設定できます。
キースイッチは、Gateron製のLekker Switchを搭載。
一般的なメカニカルスイッチとは違うマグネットによる接点処理が行われるため、部品が摩耗しません。
約1億回の打鍵に耐える、圧倒的な耐久力の高さも魅力です。
押下圧はスタート40、エンド60cNとやや重めですが、別売りの50や45cNスイッチに交換することもできます。
ただ、日本語配列はなく、60%レイアウトな点にはご注意ください。
さらに、大人気で国内での取り扱いがないため、輸入品を購入することになります。
注文から到着まで数か月かかります。

迷っている場合、とりあえずWooting 60HEを買えば間違いありません!
特に、VALORANTで強くなりたい人にぴったりです。

SteelSeries(スチールシリーズ): Apex Pro TKL(2023)

商品名 | Apex Pro TKL(2023) |
メーカー | SteelSeries(スチールシリーズ) |
スイッチタイプ | 磁気方式 |
キー配列 | 日本語配列・英字配列のほか6種類 |
発売年 | 2022年11月4日 |
価格 | メーカー想定売価は税込み36,270円前 |
サイズ | 355×128×42mm・960g |
AP・RP※ | 0.1mm~4.0mm(約0.1mm間隔) |
公式サイト | https://jp.steelseries.com/gaming-keyboards/apex-pro-tkl-2023 |
特徴 | 有線(USB-C)、テンキーレス |
デンマークのSteelSeries(スティールシリーズ)が手掛ける「Apex Pro TKL」。
2023年8月23日のアップデートにより、Apex PROの一部商品がラピッドトリガー対応になりました。
SteelSeriesユーザーの皆様、大変お待たせ致しました。
— SteelSeries Japan (@SteelSeriesJP) August 22, 2023
SteelSeries GG 45.00https://t.co/eJdVY2EHGX
「世界最速キーボード」APEX PRO全品、ファームウェアアップデート、8月23日(水)より先行リリース開始します!https://t.co/eJdVY2EHGX
※アップデート内容:
⚫︎ラピッドトリガー(Rapid…
そのため、こちらで紹介しているフルサイズ・テンキーなし・有線タイプを含めて、以下の同シリーズの商品でもラピッドトリガーを使えます。
- APEX PRO(日本語配列、英字配列)
- APEX PRO TKL (日本語配列、英字配列)
- APEX PRO TKL (2023) (日本語配列、英字配列)
- APEX PRO TKL WIRELESS (2023) (英字配列)
- APEX PRO MINI WIRELESS (日本語配列、英字配列)
- APEX PRO MINI (日本語配列、英字配列)
ただ、「APEX PRO TKL WIRELESS (2023)」は、英字配列のみ対応。
ちなみに、公式HPの「APEX PRO TKL WIRELESS (2023)」の商品ページに、日本語配列の表示はあるにはあります。
一方で、実際に日本語配列が販売されている情報をそもそも見つけることができませんでした。
今後、APEX PRO TKL WIRELESS (2023) (日本語配列)の登場を個人的には心待ちにしています!
なお、APEX PROのアクチュエーションポイントは、0.1mm~4mmの範囲で設定可能。
そこからキーのオンオフが切り替わるストロークを約0.1mm単位で調整できます。
また、「Omnipoint 2.0スイッチ」を採用しており、レスポンスが速く、1億回のキープレスを保証する耐久性の高さも魅力です。

現在確認できたワイヤレス唯一のラピッドトリガー対応機があります。
入手難易度も低く、フル・TKL・60%など、サイズの種類も豊富です。
『APEX PRO TKL 2023』のおかげ、という事ではないけれどアシストを合わせると100キル超え。公式Hackerのラオ君強過ぎ。もう少し他の味方プレイヤーにも頑張って欲しかったかな。🤔
— Hamilton5332 (@TJ_hamilton5332) October 23, 2023
だけどGGなマッチだったと思う。 pic.twitter.com/43vHWPkvG7

Razer(レイザー):Huntsman V3 Pro TKL

商品名 | Huntsman V3 Pro TKL |
メーカー | RAZER(レイザー) |
スイッチタイプ | 光学式(40g・ストローク4.3mm) |
キー配列 | 日本語配列・英字配列 |
発売年 | 2023年11月14日(10月31日予約開始) |
価格 | 税込み36,980円(公式HPより) |
サイズ | テンキーレス |
AP・RP※ | 0.1mm~4.0mm(約0.1mm間隔) |
ポーリングレート | 1000Hz |
公式サイト | https://www.razer.com/jp-jp/gaming-keyboards/razer-huntsman-v3-pro-tenkeyless |
特徴 | 有線(USB-C着脱可)・フルサイズや60%もあり |
2023年11月14日に発売されたばかりの老舗Razer(レーザー)の新作です。
これまでにもRazerには、ANALOGシリーズというラピッドトリガー対応機がありました。
こちらのANALOGシリーズを購入しても、ラピッドトリガーは使えます。
ただ、アクチュエーションポイントが1.5mmからしか設定できず、入力スピードが劣るという致命的欠点が。
それゆえ、もはやあるようなないような不遇な扱いを受けていたRAZERのラピッドトリガーが、今回一気にパワーアップしました。
RAZER HUNTSMAN V3 PROシリーズでは、アクチュエーションポイントは0.1mmから設定できます。
また、スイッチにはRAZERの新技術「第2世代Razerアナログオプティカル」を採用。
光学式ゆえ、一般的な磁気式スイッチのような温度や磁気干渉の影響を受けません。
信頼性の高い高速入力をサポートしてくれる上に、耐久性も1億回打鍵を保証しています。

現在発売されている光学式唯一のラピッドトリガー搭載機です。
フル・TKL・60%とサイズ展開も豊富です!

DrunkDeer A75

商品名 | A75 |
メーカー | DrunkDeer |
スイッチタイプ | 磁気方式(30gf~60gfのリニアタイプ・ストローク4mm) |
キー配列 | 英字配列 |
発売年 | – |
価格 | 税込み18,500円(Amazonより) |
サイズ | 355mm×140mm×45mm・715g±20g |
AP・RP※ | 0.4mm~3.6mm(0.4mm間隔/オンオフの移動距離は0.2mm間隔) |
ポーリングレート | 1000Hz |
公式サイト | https://www.drunkdeer.com/ja-jp/products/adjustable-keyboard-magnetic-switch-a75 |
特徴 | 有線(USB-C)、テンキーレス、75%レイアウトのキーボード、白黒グレー3色 |
2018年創業の香港の新興メーカーDrunkDeerにも、ラピッドトリガー対応のキーボードがあります。
アクチュエーションポイントは0.4~3.6mmを0.4mm間隔で、そこからのオンオフを0.2mm間隔で設定できます。
現状はやや細やかさに欠けるものの、すでにβ版を使えば0.1mm単位で調整可能です。
9/29のベータ版ファームウェアアップデートにてDrunkDeer A75の性能が大幅に向上しました
— ミオニ (@mionigg) September 30, 2023
アクチュエーションポイント: 0.2~3.8mm 0.1mm単位で調整可に (以前は0.4~3.6mm 0.4mm単位で調整可)
Rapid Trigger: 0.1~3.6mm 0.1mm単位で調整可 (以前は0.2~3.2mm)
低遅延モード実装:…
そんなDrunkDeer A75の最大の魅力は、コストパフォーマンスの良さ!
公式HPでは133ドルで買えますが、円安の影響でやや高めになっても2万円以内で買えます。
30gf~60gfのリニアタイプの磁気方式を採用しており、価格と裏腹耐久性の高さも見込めます。
ただ、英字配列しかなく、75%レイアウトな点にはご注意ください。
なお、2023年9月に発売された65%レイアウトのラピッドトリガー対応の「DrunkDeer G65」ならもっと安く買えます。

できるだけコストをおさえたい人にぴったりです。
色も、白・黒・グレーから好きなものを選べます。
Drunkdeer A75, an excellent alternative with integrated rapid-trigger (0.1-3.6mm) and actuation point (0.2-3.8mm) pic.twitter.com/i4JJaLMluS
— seas (@sea8s) October 21, 2023


CORSAIR(コルセア):K70 MAX

商品名 | K70 MAX RGB Magnetic-Mechanical Gaming Keyboard |
メーカー | CORSAIR(コルセア) |
スイッチタイプ | 磁気方式(約45g(リニアタイプ)・ストローク4mm) |
キー配列 | 日本語配列・英字配列 |
発売年 | 2023年9月1日 |
価格 | 税込み33,337円(Amazonより) |
サイズ | 442×166×39.2mm・約1.39kg |
AP・RP※ | 0.4mm~3.6mm・0.2~1.2mm(0.1mm間隔) |
ポーリングレート | 8000Hz |
公式サイト | https://00m.in/pEWMU |
特徴 | 有線(USB-C・PCとの接続はUSB3.0必須)、フルサイズ |
アメリカのPCパーツメーカーCORSAIR(コルセア)も、ラピッドトリガー対応機を手掛けています。
2023年9月発売のK70 MAXには、新開発の磁気ホールセンサー式キースイッチ「Corsair MGX RGB Switch」を採用。
これにより、アクチュエーションポイントは、0.4mm~3.6mmまで0.1mm単位で設定可能です。
発売当初ラピッドトリガーは後日搭載というアナウンスでしたが、2023年11月10日に正式対応を開始。
K70 MAXにあの『ラピッドトリガー』が遂に正式対応🔥方法:iCUEのバージョンとキーボード本体のファームウェアを最新Ver.にアップデート → iCUE上でラピッドトリガーをオンに設定 → あとはFPSで勝つのみ😎 pic.twitter.com/n7LEQM148j
— CORSAIR JAPAN🚢 (@CORSAIR_JP) November 10, 2023
アクチュエーション距離を0.2mm~1.2mmの間で0.1mm間隔で調整可能なようです。
さらに、1つのキーに個別のアクション2つを設定することもできます。
押し込むほどばね圧が高まるリニアタイプで、押下圧約45g(最初40g弱)と標準的なばね圧でクセがありません。
ただ、フルサイズしかない点、また、ポーリングレート8000Hzを誇るため、USB3.0での接続が必要な点にはご注意ください。

テンキーありの対応機が欲しい人は、「CORSAIR K70 MAX」か「APEX PRO(2023)」か「Razer Huntsman V3 Pro TKL」がおすすめです。
K70 MAXは、ゲームやタイピングに最適なキーボードだけど、ラピッドトリガー搭載でさらに進化しましたね!0.1mmの攻防で戦えるキーボードになったのが魅力的!
— きりん太🦒 (@kikikirin999) October 20, 2023

REALFORCE(リアルフォース) GX1

商品名 | GX1 KEYBOARD |
メーカー | REALFORCE(リアルフォース) |
スイッチタイプ | 静電容量無接点方式(30gか45g・ストローク4mm※) |
キー配列 | 日本語配列・英字配列 |
発売年 | 2023年3月6日 |
価格 | 税込み33,000円(楽天公式ショップより) |
サイズ | 365mmx143.1mmx38.2mm |
AP・RP※ | 0.1mm~3.0mm(0.1mm間隔) |
公式サイト | https://www.realforce.co.jp/products/series_gaming_gx1.html |
特徴 | 有線(USB-C)、テンキーレス、キー荷重を30gと45gから選べる |
※ ストローク … 2mm厚と3mm厚の別売りのキースペーサーで調整可能
日本が誇るハイエンドキーボードメーカー「REALFORCE(リアルフォース)」。
2023年7月12日のアップデートにより、GX1のアクチュエーションポイントが0.1mm~3.0mmの範囲で0.1mm刻みで設定可能になりました。
また、オンからオフ・オフからオンの作動点となる移動量を、0.1mm単位で設定できます。
このラピッドトリガー同等の「Dynamic mode」の機能が、ゲームの高速入力をサポートしてくれます。
さらに、左右移動に使うAとDの同時入力を無効化する独自機能「Kill Switch 機能」を搭載。
[引用元]REALFORCE(リアルフォース)公式HP
ストッピングが求められるFPSプレイヤーに嬉しい機能ですね。
スイッチには、物理的な接点のないリアルフォース独自機構の静電容量無接点方式を採用しています。
二重入力が起こらず、1億回打鍵を保証してくれる耐久性の高さも魅力です。
全キー同時押し可能で、押された順序に入力される「Nキーロールオーバー」にも対応しています。
なお、発売以来人気すぎてなかなか買えない状態が続いているため、ふるさと納税で申し込むのが穴場です。

国産ハイエンドなラピッドトリガー付キーボードが良い人にぴったりです。
また、ファイナルファンタジー14推奨認定キーボードでもあります。
ついに #Realforce のGX1が手元にやってきた
— 月嶹ぽらる (@tsukipola) October 24, 2023
打鍵感いいし、欲しかったアクチュエーションポイントの変更もできて良い pic.twitter.com/hSjtwxbSUR

ELECOM(エレコム): GAMING VK600A

商品名 | GAMING VK600A |
メーカー | ELECOM(エレコム) |
スイッチタイプ | 磁気方式(初動30g・底打ち60gのリニア型) |
キー配列 | 日本語配列 |
発売年 | 2023年10月18日 |
価格 | 税込み22,980円(公式サイトより) |
サイズ | 約322.4mm×約124.7mm×約36.2mm・約662g |
AP・RP※ | 0.1mm~3.8mm(0.1mm間隔) |
ポーリングレート | 最大1,000Hz |
公式サイト | https://www.elecom.co.jp/pickup/v-custom/products/keyboard/vk600a/ |
特徴 | 有線(USB-C)、テンキーレス、65%レイアウトのキーボード、白黒2色 |
日本が誇るELECOM(エレコム)にも、ラピッドトリガー対応のキーボードがあります。
独自の磁気検知式キーシステム「ELECOM Magnetic S.P.S Engine」を採用。
これにより、0.1~3.8mmの範囲でアクチュエーションポイントもリセットポイントも0.1mm刻みで設定できます。
押下圧には初動軽めの30g・底打ち60gのリニア型を搭載。
また、指に食いつきつつ離れにくいよう、キーキャップが特殊な形状をしているのも特徴です。
[引用元]ELECOM(エレコム)公式HP
ただ、65%レイアウトしかなく、大人気でこちらも現在入手難易度がかなり高くなっている点にはご注意ください。

2万円代で買えます!国産で予算をおさえた人におすすめです。
また、黒だけでなく白があるのも嬉しいポイントです。
ELECOM GAMINGのVK600A
— konmAPEX (@konmAPEX) October 19, 2023
かなり良い感じ。
身体とキーボードが一体化してキーボードが足を引っ張ってる部分が解消された感覚。
人様の切磋琢磨したものになんの努力もせずにかじりついて得る撃ち合いの強さは最高やぁ pic.twitter.com/MFwY9cIUeN
ZENAIM Keyboard

商品名 | ZENAIM Keyboard |
メーカー | 東海理化 |
スイッチタイプ | 磁気方式(50g・ストローク1.9mm) |
キー配列 | 日本語配列 |
発売年 | 2023年5月16日 |
価格 | 税込み48,180円 |
サイズ | 380.8mm×139.2mm×24.5mm・約723g |
AP・RP※ | 0.3mm~1.8mm(0.1mm間隔) |
公式サイト | https://zenaim.com/products/zenaim-keyboard |
特徴 | 有線(USB-C)、テンキーレス |
自動車部品メーカー東海理化が、プロeスポーツチームZETA DIVISIONと共同開発した初のゲーミングキーボードです。
車部品にも使われている磁気センシング技術を使った「ZENAIM KEY SWITCH」を搭載。
物理的な接点がないので、1億回以上の耐久性が保証されています。
また、キーストロークが1.9mmと短く、その分だけキー押下時のブレが少なく済むのも特徴です。
スイッチのオンオフは、0.3mm~1.8mmまで0.1mm単位でキーひとつひとつに個別に設定可能。
さらに近く、0.1mm~1.8mmまで、0.05mm単位での設定にアップデートが予定されています。
【リリース予定について】
— ZENAIM (@zenaim_official) October 19, 2023
今秋のリリースを目指し、一日でも早くユーザーの皆様に進化したZENAIM KEYBOARDの体験をお届けできるよう努めて参ります。
次のご案内までもうしばらくお待ちください。https://t.co/tHCkg8AXo0#ZENAIM https://t.co/Hb52SHP4p8
プロチームと共同開発ということもあり、ZETA DIVISION所属のLaz選手など、プロの愛用者も多め。
ただ、生産体制がまだ整っていないため生産数が少なく、販売中止や新品への交換対応も何度か繰り返しています。
保証は万全で最近は少しずつ量産体制が整いつつあるものの、買うならもう少し待った方が良いかもしれません。

プロeスポーツチームZETA DIVISIONのファンの人には特におすすめです。
ZENAIM 三型届いた!
— 加藤/(秋) (@mmn_oryo) November 17, 2023
ラピッドトリガー搭載、塗装改良、底打ち音軽減モデル。
これも無料で送ってくれるの懐が広すぎてビビってる。 pic.twitter.com/txlNSc8a4H
今後が楽しみなラピッドトリガー搭載機
ラピッドトリガー対応のキーボードは、おすすめ8選以外にもたくさんあります。
2023年夏頃から急激にその数は増えていて、現在おすすめ8選以外で確認できているのは以下6つです。
- Darmoshark:KT68 通常モデル
- Akko:MOD 007B HE
- Higround(ハイグラウンド):Performance Keyboard
- Yuki Aim(ユキエイム):Polar 65
- Arbiter Studio(アービター スタジオ):Polar 65
- Flux Keyboard
実績や詳細が不明なため現状はおすすめにノミネートしなかったものの、デザイン性に富んだキーボードも多数展開されています。
以下で、2023年現在確認できているラピッドトリガー残り6機の詳細を解説しています。
Darmoshark:KT68 通常モデル

商品名 | KT68 通常モデル |
メーカー | Darmonshark |
スイッチタイプ | 磁気方式(リニアスイッチ35cN〜50cN) |
キー配列 | 英字配列(明記なし) |
発売年 | 2023年11月27日から先行予約開始 |
価格 | 通常22,800円・先行予約20,800円(公式X(旧Twitter)) |
サイズ | 65%レイアウトのキーボード |
AP・RP※ | AP調整可能・ラピッドトリガー搭載(0.1~3.6mm) |
公式サイト | https://darmoshark-japan.com/items/652e8f627dd1ee0579474e23 |
特徴 | 有線(明記なし)、テンキーレス、65%レイアウトのキーボード |
コスパ最強で知られる中国のゲーミングデバイスメーカーMOTOSPEED社のハイブランドとして立ち上げられた「DARMOSHARK」。
そんなDARMOSHARKが、2023年11月27日にラピッドトリガー搭載の最新キーボードの先行予約を開始します。
Darmoshark KT68 通常モデル
— Darmoshark Japan (@DarmosharkJapan) November 24, 2023
– High Design アルミケース 65%
– ラピッドトリガー搭載(0.1~3.6mm)
– 押下圧35cN~50cN
– 通常販売価格 22,800円
– 先行予約限定 20,800円
新しいDarmoshark KT68 磁気キーボードの発表です。11/27(月)20時より先行予約を開始いたします。 pic.twitter.com/3P85arhjp5
High Designアルミケース仕様で、白と紫の特徴的なデザインが印象的です。
アクチュエーションポイントを調整でき、ラピッドトリガーは0.1~3.6mmの範囲で設定できます。
サイズは65%レイアウトのことですが、これ以上の詳細な仕様は現状不明。
また、公式HP記載の販売価格はX(旧Twitter)より1万円ほど高くなっているなど、色々謎は多めです。
[引用元]Darmonshark公式HP
正式に発売される前に購入した方が、高くなる仕様だったのでしょうか。
とはいえ、少なくとも今回発売されるKT68 通常モデルは、ラピッドトリガー搭載機の中で破格であることは間違いありません!
しかも、先行予約するとさらにお得にラピッドトリガー搭載機が手に入ります。
DARMOSHARKのキーボードはこれまで見たことありませんが、マウスに定評があるメーカーです。
十分技術に信頼がおけるメーカーではあるので、第一人者として買ってみるのも良いかもしれません。

コスパの良いラピッドトリガー搭載機が良い人におすすめの選択肢です。
Akko:MOD 007B HE

商品名 | MOD 007B HE |
メーカー | Akko |
スイッチタイプ | 磁気方式(リニア(50±10gf)・ストローク4.0mm) |
キー配列 | 英字配列 |
発売年 | 2023年9月26日 |
価格 | 約4万円弱($249.99)(公式サイトより) |
サイズ | 333mmx141mmx33mm・2.0kg |
AP | 0.2mm~3.8mmで調整可能・ラピッドトリガー搭載 |
公式サイト | https://en.akkogear.com/product/akko-mod007b-he-mechanical-keyboard/ |
特徴 | 無線、テンキーレス、75%レイアウトのキーボード、3色展開 |
中国やアメリカを中心にゲーミングデバイスを展開している中国のメーカー「AKKO」。
日本ではAmazonでたまに商品を見かけるくらいですが、色鮮やかな商品が多いのも特徴です。
なぜか日本をモチーフにしたデザインも多く、日本好きの外国人から人気を博しています。
[引用]AKKO公式HP
そんなAKKOから2023年9月26日ラピッドトリガー搭載のキーボードが発売されました。
1回のキーストロークで最大4つの操作を割り当てられる磁気式スイッチを採用。
接続方式は2.4GHz無線・Bluetooth・USBの3種類に対応していて、3,600mAhのバッテリーを内蔵しています。
また、ガスケットマウント構造が優れた打鍵感をサポートしてくれるところも魅力です。
75%レイアウトで英字配列しかない点には注意が必要ですが、無線キーボードが良い人にはおすすめの選択肢です。

「Akko MOD 007 PC」はラピッドトリガー搭載ではありません。ご注意ください。
Akko MOD007B-HE
— JUNUJ (@JuNuJ1010) November 11, 2023
・75%サイズ(英)
・0.2mm~のAPとRP
・ラピッドトリガー
・ガスケットマウント
・ルブいらないレベルの音と打鍵感
・アルミケース
・一応2.4ghz,bluetooth接続可
・重量2kg 筋トレかよ
価格は38000円くらい
しばらく使ってレビュー上げます
※手違いでクリーム色届いたのはご愛嬌 pic.twitter.com/h7ngDTF28B
Higround(ハイグラウンド):Performance Keyboard

商品名 | Performance Keyboard(2023年度版) |
メーカー | Higround(ハイグラウンド) |
スイッチタイプ | 磁気方式(初動30g・底打ち50g・ストローク4mm) |
キー配列 | 英字配列 |
発売年 | 2023年9月 |
価格 | 約25,000円(165ドル)(公式サイトより) |
サイズ | 65%レイアウトのキーボード |
AP※ | 0.1~4.0mm(20段階) |
公式サイト | https://higround.co/products/performance-base-65-keyboard-blackice |
特徴 | 有線、テンキーレス、65%レイアウトのキーボード、白黒2色 |
ロサンゼルスを拠点に2020年に設立されたゲーミングデバイスメーカー「Higround(ハイグラウンド)」。
ドラゴンボールや進撃の巨人、ストリートファイターなど、アニメやゲームとコラボしたデバイスをよく手掛けていることで有名です。
[引用元]Higround(ハイグラウンド)公式HP
毎年プロゲーマー監修の「Performance Keyboard」を発売するのが恒例で、2023年度版は9月に発売。
ラピッドトリガー対応で、アクチュエーションポイントは、0.1~4.0mmを20段階で調整できます。
また、アクチュエーションポイントをファスト・ミディアム・スロウの3段階を選べるのも特徴です。
ただ、こちらのリンク先の動画見る限り、性能はそこそこのよう。
Higround期待のラピッドトリガー搭載キーボードのPerformance keyboardだけど早速レビューが出た
— classic-beer (@nemusama62) October 9, 2023
正直これだけみるとかなり評価は悪いみたい……
wooting越えは未だ出ず#wooting #ラピッドトリガー #ゲーミングデバイス #ゲーミングキーボードhttps://t.co/Ee0SbadRZR pic.twitter.com/jPAi1Up7wS
この先の進化が期待されますが、英字配列しかなく、65%レイアウトな点にもご注意ください。
なお、これまでに発売されたHiground(ハイグラウンド)のキーボードについても、ラピッドトリガー対応になっていくそうです。

現状すごくおすすめとは言えないものの、アニメやゲーム好きの人には魅力的なメーカーです!
Yuki Aim(ユキエイム):Polar 65

商品名 | Polar 65 Keyboard Katana Edition Drop 2 |
メーカー | Yuki Aim(ユキエイム) |
スイッチタイプ | 磁気方式(リニア(初動30g・総合50g)・作動範囲0.1~3.8mm・ストローク:4.0mm) |
キー配列 | 英字配列 |
発売年 | – |
価格 | 税込み29,980円(国内公式通販ふもっふのおみせより) |
サイズ | 315mmx109mmx40mm・1050g |
AP※ | 0.1mm~3.8mm(20段階)・連続ラピッドトリガー |
公式サイト | https://www.fumo-shop.com/yukiaim-keyboard-katana-2023-d2.html |
特徴 | 有線(USB-C・着脱可能)、テンキーレス、65%レイアウトのキーボード、キャラクターキーキャップ付属 |
e-Sports選手や世界トップレベルのエイマーで構成される名門エイミンググループ「Yuki Aim(ユキエイム)」。
そんなユキエイムの手掛けるゲーミングデバイスはいずれも、華やかなかわいらしいデザインが魅力です。
一方で、ただかわいいだけでなく実力も本物です。
スイッチには、Gateronと共同開発した1億回打鍵の耐久性を誇るホールエフェクト・マグネティックタイプを採用。
アクチュエーションポイントは0.1mmから3.8mmまでを20段階で調整でき、連続ラピッドトリガーにも対応しています。
さらに、フレーム内にシリコンダンパーフォームを搭載。
[引用元]ふもっふのおみせ公式HP
これにより、静音性と不要な揺れを抑え、安定感のある打鍵感をサポートしてくれます。
英字配列しかなく、65%レイアウトな点には注意が必要ですが、この手のデザインが好きな人にはすごくおすすめです。

公式サイトの予約販売は現在停止中です。12月再開予定ですが、値段を気にしないのであればAmazonでも買えます。
#MyNewGear
— 煉咲れんじ🔥🔫🥀@1stSingle『終天カタルシス』公開中 (@rennj1_rennsak1) October 25, 2023
''Yuki Aim Polar 65 Keyboard Katana Edition''
This keyboard is really cool and I'm really looking forward to using it.
thx Yuki Aim #YukiAim pic.twitter.com/x9xLvI90xU

Arbiter Studio(アービター スタジオ):Polar 65

商品名 | Polar 65 Keyboard Kumo Blue |
メーカー | Arbiter Studio(アービター スタジオ) |
スイッチタイプ | 磁気方式(リニア・Fuji(初動36g・総合60g)・作動範囲0.1~3.8mm・ストローク:4.0mm) |
キー配列 | 英字配列 |
発売年 | 2023年11月 |
価格 | 税込み27,980円(国内公式通販ふもっふのおみせより) |
サイズ | 315mmx109mmx40mm・990g |
AP※ | 0.1mm~3.8mm(20段階)・連続ラピッドトリガー |
ポーリングレート | 1000Hz |
公式サイト | https://www.fumo-shop.com/arbiterstudio-polar-65-silver-kumo-blue.html |
特徴 | 有線(USB-C・着脱可能)、テンキーレス、65%レイアウトのキーボード、赤青2色 |
ゲーミングハードウェアのエキスパート集団Arbiter Studio(アービター スタジオ)が手掛ける「Polar 65」もラピッドトリガー搭載です。
そしてこちら、名前が同じユキエイムのキーボードPolar 65と構造やソフトウェア的仕様は基本的に同じです。
ただ、搭載されているスイッチとカバーが違います。
ぱっと見スイッチカバーのデザインだけの差と思いきや、打鍵感に明確な違いがある点にはご注意ください。
どちらもホールエフェクト・マグネティック・スイッチですが、ユキエイムはGateronと共同開発したものを搭載。
一方で、こちらのPolar 65にはアービター スタジオオリジナルのFuji磁気スイッチが搭載されています。
[引用元]ふもっふのおみせ公式HP ホールエフェクト・マグネティック・スイッチ(左:Fuji磁気スイッチ・右:Yuki Edition by Gateron)のイメージ写真
押下圧も、ユキエイム30~50gに対してアービタースタジオオリジナルのほうが36~60gと少し重めです。

英字配列・65%レイアウトとなりますが、2023年11月28日に再入荷されています。
今なら即買えます!
ふもっふのおみせでArbiter Studio Polar 65買ったのだ。
— まーくん a.k.a まんくん (@makyoslash) November 21, 2023
めちゃくそ打鍵良いやんコイツ💯💮 pic.twitter.com/SX122Ak8iC
Flux Keyboard

商品名 | Flux Keyboard |
メーカー | Flux Group Pty Ltd ACN |
スイッチタイプ | 磁気方式(タクティール(55g)orリニア(45g)・ストローク4mm) |
キー配列 | ANSI 84・ISO 85(自由に設定可能) |
発売年 | 2023年度末を予定 |
価格 | 約5万円強(AU$454+税AU$45+送料AU$20)(公式サイトより) |
サイズ | 320mmx198mmx22 mm・1.6kg |
AP・RP※ | 0.1mm間隔で調整可能 |
公式サイト | https://fluxkeyboard.com |
特徴 | 有線(USB-C)、テンキーレス |
オーストラリアシドニーに拠点を構えるFlux Groupが手掛けるキーボードです。
現在は予約注文を受け付けている状態で、2023年度末からの出荷を予定しています。
背景部分がディスプレイになっているため好きな文字はもちろん、動画まで再生できるのが特徴です。
作りとしては、ベースとなるタッチスクリーンの上に物理的なキーセットを乗せているというもの。
[引用元]Flux Keyboard公式HP
近未来的な見た目がインパクト抜群です。
各キーは2対の磁石で吊り下げられていて、磁石がバネとなり戻ります。
キーの位置はスクリーン下のホール効果センサーで感知され、アクチュエーションポイントは0.1mm単位でカスタマイズ可能。
ラピッドトリガーにも対応しており、スイッチはタクティール(押下圧55g)とリニア(押下圧45g)の2種類から選べます。

最先端の技術に惹かれる人にはこちらがおすすめです。
ラピッドトリガーをおすすめする人

- ストッピングが求められるゲームで頂点を目指したい人
- 今流行りのラピッドトリガーを体感してみたい人
- 新しい機能を搭載されたゲーミングキーボードが良い人
ストッピングが求められるゲームで頂点を目指したいなら、ラピッドトリガーは必須機能と言っても過言ではありません。
また、最新の流行機能を搭載のゲーミングキーボードを触ってみたい人にも、ラピッドトリガー搭載機はぴったりです。
ラピッドトリガーをおすすめしない人

- キーマウ操作でゲームをする予定がない人
- ストッピングが求められないゲームしかプレイしない人
- ゲーミングキーボードに1万5000円以上かけたくない人
ゲーム業界では非常に注目を集めているラピッドトリガーですが、ゲーマー以外にメリットを見出すのは難しい機能です。
さらに言うなら、ストッピング技術以外で生きるかというとそれすら怪しいかも。
ただ、ラピッドトリガー対応機の購入をきっかけに、新しいゲームを始めるのもありです!
また、2023年現在一番コストパフォーマンスが良いラピッドトリガー対応機でも1万5千円以上する点にはご注意ください。
ラピッドトリガーに関するよくある質問
以下に、ラピッドトリガーに関するよくある質問をまとめました。
- Qラピッドトリガーはいつ開発された?
- A
Wootingが、2020年にラピッドトリガー対応のキーボードを初めて発売しました。
ただ、発売当初から話題を集めたわけではありません。
同年2020年にリリースされたゲーム「VALORANT(ヴァロラント)」のヒットともに、徐々に人気に火が付いた形です。
2023年現在、さまざまなメーカーからラピッドトリガー対応のキーボードの発売が続いています。
ゲーム好き、中でもVALORANT好きは、ラピッドトリガー対応のキーボードでないともはや勝てないとまで言われています。
- Qラピッドトリガー対応のキーボードのデメリットは?
- A
ラピッドトリガー対応のキーボードには、「高い」・「選択肢が少ない」・「手に入りにくい」という3つのデメリットがあります。
値段が高いものが多く、細かな設定をしないと宝の持ち腐れになります。
使う予定がない人がラピッドトリガー対応のキーボードを買うのは、ただのお金の無駄使いになりかねません。
また、ゲームをしない人はもちろん、プレイするゲームによってもラピッドトリガーの恩恵を感じられないケースもあります。
さらに、一般的なゲーミングキーボードより選択肢が少ないのが現状です。
今後ラインナップは増えると予想されますが、打ち心地やそのほかの仕様にこだわれないうえに、人気すぎて入手難易度も高めです。
- Qラピッドトリガーが向きのゲームタイトルは?
- A
「ストッピング」が求められるゲームで、ラピッドトリガーが強力な武器になります。
なお、このストッピングというのは、キャラを素早く静止するキャラコンを意味します。
FPSの中には静止状態で銃を撃たないと弾がほぼ当たらないゲームがあり、その場合ストッピングが必須です。
代表的なゲームとしては、「VALORANT(ヴァロラント)」や「CS:GO」などがあります。
- Q実店舗でラピッドトリガー対応のキーボードを買える?
- A
実店舗で買えるラピッドトリガー対応機もあります。
ただ、ラピッドトリガー対応のキーボードはいずれも人気が高く、品薄状態が続いています。
現状としては、SteelSeriesのApex ProシリーズとRAZERのANALOGシリーズは店頭で入手しやすいラピッドトリガー対応機です。
一方で、取り扱いがあるからといって、店頭でデモ機に触れるとは限らない点にはご注意ください。
- QLogicool(ロジクール)にラピッドトリガー対応のキーボードはある?
- A
ロジクールにラピッドトリガー対応のキーボードは2023年現在ありません。
2023年10月13日にG PROシリーズの新作キーボードが発売されたものの、ラピッドトリガーは未対応。
ワイヤレス対応になったところが、最大の変更点でした。
ただ、今後発売される可能性は十分あります。
まとめ
ラピッドトリガーというのは、キー入力のオンオフを切り替える位置を動的に変更できる今大注目の機能です。
特に、ストッピングが求められるゲームで強くなりたいなら、必須機能と言っても過言ではありません。
ただ、ラピッドトリガー搭載のキーボードはまだ数が少なく、全体的に値段が高くなっています。
一方で、ここで紹介した8選はいずれも、自信を持っておすすめできるラピッドトリガーを搭載したキーボードです。
改めて、おすすめのラピッドトリガー対応のキーボード8選を以下にまとめました。
- Wooting 60HE
- SteelSeries(スチールシリーズ): Apex Pro TKL(2023)
- Razer(レイザー):Huntsman V3 Pro TKL
- DrunkDeer A75
- CORSAIR(コルセア):K70 MAX
- REALFORCE(リアルフォース) GX1
- ELECOM(エレコム): GAMING VK600A
- ZENAIM Keyboard
購入時の参考にしてもらえたら嬉しいです。