グリーンパンのバルセロナとヴェニスの違いを解説!おすすめは?

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最新のグリーンパンについて調べてみると、公式HPでは見かけない「バルセロナ」というシリーズがヒットします。

パッと調べた印象、定番のヴェニスに似ているようだけど、違いがよくわからないから決められない。

私もそうでした!

そこでここでは、そんな人向けに、グリーンパンのバルセロナヴェニスの違いを徹底解説しています。

メーカー確認済みの情報を中心に紹介しているので、どちらを買おうか迷っている人はぜひ参考にしてみてくださいね!

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グリーンパンのバルセロナとヴェニスの違い

グリーンパンのバルセロナについて調べてみると、公式HPに以下のように書かれています。

Q:バルセロナシリーズを探していますが、ストアでの販売はしていないのでしょうか?

A:バルセロナシリーズは他社様の専売シリーズです。当ストアでの販売はございません。
また、バルセロナシリーズと当サイト内のシリーズの違いですが、ヴェニスプロと同じコーティングのクオリティです。バルセロナの方が日本仕様に深さがあります。

[引用元]グリーンパン公式HP

つまり、書かれていることからわかる事実は以下3つ。

  • グリーンパン公式ストアで取り扱いがあるのはヴェニス プロだけ
  • バルセロナとヴェニス プロはコーティングのグレードが同じ
  • バルセロナの方が日本向きな深めフォルム

ただ、改めて調べてみると、3つ目の深さの違いは現在当てはまらなくなっています。

2024年現在流通しているのはバルセロナがさらに進化した2023年発売の「バルセロナ プロ」。

その結果、3つのうちのひとつである深さの違いはほぼなくなり、ヴェニス プロとの間に新たな違いが生じています。

バルセロナプロとヴェニスプロの違い

この記事を読めばグリーンパンのバルセロナプロとヴェニスプロの違いを知れることがわかる写真
[出典]グリーンパン・marru公式ショップ:左バルセロナプロ・右ヴェニスプロ

グリーンパンの商品として現在流通している各シリーズの正式名は、「バルセロナ プロ」と「ヴェニス プロ」です。

現在流通しているバルセロナは、初代バルセロナからさらに進化を遂げた「バルセロナ プロ」です。

そして、違いを改めてメーカーに確認してみたところ、バルセロナプロとヴェニスプロには見た目以外に以下5つの違いがあることがわかりました。

  • グリーンパン公式ショップで買えるのはヴェニスプロだけ
  • バルセロプロの方がヘルシーに美味しく焼きやすい
  • バルセロナプロの方が洗いやすく丈夫
  • ソースパンとミルクパンがあるのはヴェニスプロだけ
  • ヴェニスプロの方が値段が手ごろ

以下で、バルセロナプロとヴェニスプロの違い5点の詳細を解説しています。

公式ショップで買えるのはヴェニスだけ

グリーンパンの公式オンラインショップで買えるのは、ヴェニスプロだけです。

ただ、バルセロナプロもヴェニスプロも、Amazonや楽天市場などの大手ECサイトで購入できるのは同じです。

公式オンラインショップの利用にこだわらない限り、入手難易度にそれほど違いはありません。

なお、バルセロナプロは日本国内専売商品ですが、製造元はヴェニスプロと同じザ・クックウェア・カンパニーです。

バルセロプロの方がヘルシーに美味しく焼きやすい

グリーンパンのバルセロナプロで新しく採用されたバランスプロ加工の詳細がわかる説明図
[出典]自然館公式ショップ

バルセロナプロシリーズは、調理面に「バランスプロ加工」が施されています。

このバランスプロ加工により調理面全体が平らに保たれ、再度に流れがちな油を均一に留められます。

これにより、少量の油でヘルシーにムラなく食材を美味しく焼きやすくなっているのはバルセロナプロならではの魅力です。

バランスプロ加工は、現状のヴェニスプロには施されていません。

ちなみに、グリーンパンは油を引かなくても食材がくっつきにくいのが特長です。

ただ、コーティングを長持ちさせたい場合、少量の油を使うのが推奨されている点にはご注意ください。

バルセロナの方が洗いやすく丈夫

バルセロナアプロもヴェニスプロも、本体はアルミ製でハンドルはステンレス製なのは共通です。

ただ、フライパンとハンドルの接続部分であるリベットに、凹凸がないのはバルセロナプロだけです。

ヴェニスプロには、リベット部分に以下のような凹凸があります。

食材がくっつきやすい部分なので、フラットに進化したのは地味に嬉しい違いです。

また、メーカーに違いを問い合わせた際の回答として、ふちに厚みがあるバルセロナプロの方が少し丈夫ともありました。

新作として発売されたばかりのバルセロナプロの方が、メンテナンス性や耐久性に少し長けています。

ソースパンとミルクパンがあるのはヴェニスだけ

バルセロナプロとヴェニスプロに共通してある商品は以下です。

  • フライパン20・24・26・28cm
  • エッグパン
  • 両手鍋20cm(蓋付)

一方で、ヴェニスプロにはさらに、蓋付のソースパン18cmとミルクパン14cmがあります。

ソースパンかミルクパンが欲しい人は、ヴェニスプロを選ぶ必要があります。

なお、フライパン専用の蓋が販売されているのは、バルセロナプロだけです。

特殊な形をしているわけではないので直径さえあう限り、専用の蓋でなければいけない理由はありません。

ただ、フィット感の高い蓋がフライパンとセットで欲しい人にはバルセロナプロが向きます。

参考に各商品の詳細な仕様をまとめたのが以下です。

バルセロナ プロヴェニス プロ
全長×奥行×高さ深さ重さ(約)全長×奥行×高さ深さ重さ(約)
20cm39.7×20.8×10.2 cm4.0 cm770 g37.8×20.7×7.8 cm4.3 cm560 g
24cm43.7×24.8×10.6 cm4.5 cm980g44.2×24.7×8.1 cm4.7 cm780 g
26cm48.5×26.8×10.0 cm4.7 cm1140 g46×26.7×9 cm4.8 cm880 g
28cm49.6×28.8×11.7 cm4.8 cm1300 g49.8×28.7×10 cm5 cm970 g
エッグパン37.3×14.7×9.5 cm3.3 cm560 g36.3×14.7×7.2 cm3.4 cm520 g
両手鍋29.3×20.6×蓋付15.8 cm10.0 cm1770 g29×14.5×蓋付15.7 cm10.2 cm1520 g
ミルクパン31.5×14.5×10 cm7.2 cm520 g
ソースパン35.6×18.6×蓋付13.6 cm8.3cm1140 g

深さも含めてよく形は似ていますが、バルセロナプロの方が少し重めです。

ヴェニスプロの方が値段が手ごろ

バルセロナ プロヴェニス プロ
20cm10,450円8,470円
24cm12,650円10,780円
26cm13,750円12,100円
28cm14,850円13,200円
エッグパン11,000円9,020円
両手鍋17,050円14,300円
ミルクパン8,250円
ソースパン12,100円

※ グリーンパン公式オンラインショップおよび楽天市場ゼンケン直営ショップの2024年3月時点の販売価格

同じサイズの商品で比較した場合、ヴェニスプロの方が2,000円弱安いです。

新作であるバルセロナプロの方が機能性が上がっている分、値段が高くなっています。

バルセロナとヴェニスの共通した特長

グリーンパンのバルセロナプロヴェニスプロには、共通した魅力がたくさん詰まっています。

バルセロナプロとヴェニスプロに共通する特長をまとめると、以下4つ。

  • 最新のサーモロン・セラミックコーティングを採用
  • 熱に強く伝える力に長けている
  • スクラッチガード加工でより丈夫に
  • オーブン・食洗器OK

以下で、バルセロナプロとヴェニスプロに共通する特長4つの詳細を解説しています。

最新のセラミックコーティングを採用

グリーンパンと言えば、安全性の高い特許取得のセラミックコーティング「サーモロン」で有名です。

そして、バルセロナプロもヴェニスプロも、最新のサーモロン・セラミックコーティングが採用されています。

過熱しても有害物質を発生させず、食材がくっつきにくいが長続きするメンテナンス性の高さも魅力です。

なお、グリーンパンの代名詞とも言えるセラミックコーティングも、2023年にバルセロナプロになる際パワーアップしました。

グリーンパンのセラミックコーティングの技術が進化していることがわかるスクリーンショット
[引用元]自然館公式ショップ

ただ、グリーンパン公式オンラインショップで現在販売されている商品はすべて、最新のコーティングを採用しているそうです。

つまり、どのシリーズを買っても耐久性がこれまで以上にアップしているサーモロン・インフィニティ8が採用されています。

そのため、ヴェニスプロとバルセロナプロのコーティングのグレードに違いはありません。

一方で、バルセロナプロ以外のグリーンパンで、最新のコーティングが保証されているのは公式サイトだけな点にはご注意を!

これは、2023年以前に作られた在庫品が紛れている可能性があるためです。

バルセロナプロ以外のグリーンパンを購入する場合、最新のコーティングが確実に採用されている公式サイトの利用がおすすめです。

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熱に強く伝える力に長けている

グリーンパン・グリーンシェフオリジナルIH加工技術:マグニート加工の特長がわかるイメージ図
[出典]グリーンパン公式HP

バルセロナプロもヴェニスプロも、IHをはじめとしたさまざまな熱源に対応しています。

IHに対応するために施しているのはどちらも、特許取得の独自技術「マグニート加工」。

どちらもフライパン本体はアルミ製ですが、底面に銅の粉末を入れ込んでいます。

その結果、従来のIH加工より熱変形に強く食材に熱を伝える力に長けた底面を実現しています。

なお、このマグニート加工はグリーンパンすべての商品に共通した特長です。

グリーンパンのどの商品を買っても、熱変形に強く、食材にムラなく熱が伝わり美味しく焼きやすくなっています。

スクラッチガード加工でより丈夫に

スクラッチガード加工のイメージ図
[出典]グリーンパン公式HP

スクラッチガード加工を施すことでさらにキズや衝撃に強くなっているのは、バルセロナプロもヴェニスプロも同じです。

ちなみに、スクラッチガード加工を施されているグリーンパンは、バルセロナプロ・ヴェニスプロ・フェザーフェイト・ココットシリーズだけ。

スクラッチガード加工が施されたフライパンが良い人は、バルセロナプロ化ヴェニスプロの二択となります。

一方で、メーカーに問い合わせた際の回答としては、どちらかと言えばふちに厚みのあるバルセロナプロの方がより丈夫とのことでした。

丈夫さを重視する人には、バルセロナプロが向きます。

ちなみに、スクラッチガード加工が施されたシリーズは、金属ツールの使用もOKです。

ただ、コーティングを長持ちさせたい場合、積極的な使用はおすすめされていない点にはご注意ください。

オーブン・食洗器OK

持ち手にステンレスを採用しているバルセロナプロもヴェニスプロもオーブンにそのまま入れられ、食洗器の使用もOKです。

ただ、食洗器用の洗剤は手洗い用のものよりアルカリ性が強く、コーティングにダメージを与えやすいとされています。

従来以上にコーティングの耐久性は近年あがってはいるものの、長持ちさせたいなら中性洗剤を使って優しく手洗いするのがおすすめです。

結局どっちがおすすめ?

2023年に発売されたバルセロナプロの方が、基本ヴェニスプロよりハイスペックです。

ただ、その分ヴェニスプロより値段が高く、ラインナップも少なめです。

つまり、価格差に機能差以上の価値を見出せるかと、欲しい形の商品があるかどうかが決め手となります。

以下で、バルセロナプロとヴェニスプロそれぞれをおすすめする人の特徴を紹介しています。

バルセロナ プロがおすすめの人

  • 最新が良い人
  • 食材をヘルシーに美味しく焼きたい人
  • できるだけ丈夫なグリーンパンが良い人
  • 専用の蓋とセットでフライパンを買いたい人

バルセロナプロは、2024年現在グリーンパンの最新技術が詰まった最新シリーズです。

食材をヘルシーに美味しく焼きやすい、バランスプロ加工が施された唯一のシリーズでもあります。

また、グリーンパンの中で最も丈夫なシリーズで、別売りでフライパン専用の蓋があるのも特徴です。

ヴェニス プロがおすすめの人

  • できるだけ予算をおさえて金属ツールOKのグリーンパンが欲しい人
  • ソースパンが欲しい人
  • ミルクパンが良い人
  • 公式サイトからの購入に安心感を覚える人

金属ツールOKの丈夫さを誇るグリーンパンの最安値シリーズが、ヴェニスプロです。

また、バルセロナプロはソースパンやミルクパンがなく、公式サイトから購入できません。

ソースパンやミルクパンが欲しい人や、公式サイトからの購入に安心感を覚える人にはヴェニスプロが向いています。

まとめ

グリーンパンのバルセロナプロヴェニスプロはいずれも、最新のセラミックコーティングが施されていて、金属ツールOKの丈夫さを誇るのは同じです。

ただ、より丈夫でヘルシーに食材を焼きやすいバルセロナプロの方が、基本ハイスペックです。

一方で、ヴェニスプロの方がラインナップが多く価格がリーズナブルで、公式ショップで気軽に買えます。

迷ったら価格差に機能差の価値を見出せるかで、どちらが良いかを決めるのがおすすめです。