今日は、京都の老舗料亭「運月」が監修した「山椒が薫るカレー」を紹介します。
温めるだけで料亭の技が詰まった本格派カレーを、お家で楽しめます!
京都運月とは?
京都北部に位置する、紅葉の名所として知られる光悦寺。
その光悦寺のそばに本店を構える料亭が、「雲月」です。
精進料理を学んだ先代が、1966年に料理店を開いたのが始まりです。
緑深い山の風情に恵まれるこの地域は、江戸時代に華開いた文化・芸術サロンとしての側面も持ちます。
そんな地に本店を構える「雲月」の屋号は、禅語「話尽山雲海月情(かたりつくす さんうんかいげつのじょう)」に由来しているそうです。
字のままに、山・雲・海・月などの俗世を離れた風情を本当に気の合う者同士が語り合うさま。
その情景を意味する禅語「話尽山雲海月情」から2文字を取り、「雲月」という名が付けられました。
そんな雲月の名物は、「小松こんぶ」。
会席料理の考えから生まれた、「塩辛くなく」「柔らかく」「えぐみのない味」を追求して生まれた銘品です。
小松こんぶを中心に、雲月のアイテムは高島屋オンラインストアや大手ECサイトで販売されています。
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食べた商品
今回食べたのは、京都雲月監修の「山椒が薫るカレー」です。
その名の通り、香り高い山椒と、牛肉やたまねぎが織りなす老舗の味わいを気軽に楽しめるレトルトカレーです。
監修である「雲月」に伝わる技法に習い、ブドウ山椒の粒をそのまま使用。
その香り高く爽やかな辛味を、合鴨出し汁仕立てでコクのある旨味に仕上げているそうです。
そしてこちらの商品、箱から取り出すと、レトルトパウチの構造がとてもわかりやすく説明されています。
こんなレトルト初めて見ました。
というか、なぜこんな印刷を施したんだろう。
書いてある通り、袋に入れたまま電子レンジやオーブンで温めるのは危険です。
まずそんなことする人はいないと思いますが、ご注意ください。
ちなみにこの「山椒が薫るカレー」を製造している株式会社アーデンの製品には、基本この印刷があるみたいです。
面白いですね。
▽ カレーはこちらから買えます。
商品詳細
山椒が薫るカレー
値段
税込み389円
原材料名
野菜(たまねぎ、マイタケ、にんにく、しょうが)、牛肉、豆乳、醸造調味料、チキンブイヨン、しょうゆ、砂糖、チキンオイル、かつお節エキス、カレー粉、食塩、実山椒、ごま油、こんぶエキス、香辛料、酵母エキス//増粘剤(加工デンプン)、トレハロース、調味料(アミノ酸等)(一部に小麦・牛肉・ごま・大豆・鶏肉を含む)
栄養成分表示(1袋(200g)当たり)
熱量228kcal・たんぱく質7.8g・脂質14.2g・ 炭水化物16.7g・食塩相当量2.2g
内容量
200g
賞味期限
常温で1年半
製造者
株式会社アーデン
感想
パウチから取り出すと、お出汁の良い香りが広がります。
パッケージの写真ほどではないものの、薄切りの具がたっぷり入っていて食欲がそそられます。
なお、「お好みで、うどんなどにかけてもおいしく召し上がれます。」とパッケージにありましたが、今回はご飯にかけていただきます。
一口目はホックリとした、まさに「和風カレー」といった印象を受けました。
もっと山椒のパンチがきいているかと思いきや、その主張は優しめ。
「中辛」とも書かれていますが、一般的な中辛カレーのようなスパイシーさもありません。
具としては、なぜか舞茸の主張を一番感じました。
そしてこれ、食べ進めれば進めるほどクセになります。
一緒に食べた人も同じ感想を言っていました。
パンチがない分、優しく、でも確実にお出汁のきいた美味しさが体に染み入る。
ゆえ、食べれば食べるほど美味しさが増していき、最後の方は寂しく感じたり。
また、パッケージに「うどんにも合う」と書いてあったのがすごく納得です。
でも、出汁がしっかりきいた味はご飯にもぴったり!
美味しかったので、うどんのお供用も買えば良かったです。
これはまたぜひ追加購入したいと思います。
その後食べた、同シリーズの京都運月監修の「親子丼」もとっても美味しかったです。
出汁の風味がきいた味で、具は鶏肉に加えてエリンギやたけのこなど、日本らしい食材がゴロゴロ入っています。
ほっくりする、体に染み入る美味しさです。
自然と笑顔になってしまう、噛み締めたくなる美味しさで、ご飯との相性も抜群でした。
食べ方はカレーと同じ湯煎orチンして温めるだけ。
ぜひカレーと合わせて楽しんでみてください。
▽ 親子丼はこちらから購入できます。
まとめ
個人的評価:★★★★☆
雲月監修の「山椒が薫るカレー」は、出汁の風味がしっかりきいたクセになる味が魅力のレトルトカレーです。
ご飯にもうどんにも蕎麦にもあう便利さも魅力です。
また、同シリーズの親子丼もこれまた絶品!ぜひラクして美味しいものを食べたい時に試してみてください。
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