「まるでこたつソックス」の前の名前は?改名が転機に?!

この記事を読むとまるでこたつソックスの前の名前が知れることがわかる写真
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靴下の岡本が手掛ける大ヒット商品「まるでこたつソックス」には、前の名前があるのをご存じですか?

この記事を読めば、まるでこたつソックスが大ヒットした背景を知れます!

まるでこたつソックスの前の名前は?

靴下さぷりまるでこたつソックスの写真

CMでもおなじみの靴下の岡本を代表するヒット作「まるでこたつソックス」。

そんな「まるでこたつソックス」の前の名前はずばり、「三陰交をあたためるソックス」でした。

靴下の岡本が手掛けていた三陰交をあたためるソックスのパッケージ写真
[出典]日刊工業新聞公式HP

今とは全く違う、渋~い雰囲気漂う商品でした。

そんな中、2013年に全く同じ商品を名前とパッケージだけ変更して再販。

その結果、リニューアル前の17倍の売り上げを記録したそうです。(※ 2013年に対して2016年の売り上げを比較)

改名した理由

現「まるでこたつソックス」は、旧名からわかる通り、三陰交をあたためられるところがウリです。

この三陰交というのは、冷えを呼び込みやすい足首にあるツボで、あたためると効果的に冷え対策ができます。

まるでこたつソックスのくるぶしの秘密がわかる写真
[出典]靴下の岡本公式HP

その三陰交を独自技術でしっかり温めてくれる設計にこだわり、明治国際医療大学と共同開発を実施。

さらに、東レ・東洋紡・岡本の3社共同開発の特殊保温・発熱素材を使用し、これまでにないあたたかい靴下の開発に至りました。

ただ、渾身の新商品は、シニア層をターゲットとしたわかりやすいパッケージデザインを採用したつもりが、全く売れず。

その際、多くの機関と共同開発したがゆえに、機能を伝えることばかり優先したのが売れない原因と考えたそうです。

せっかく良い商品ができたのだから、もっと多くの人に届けられたという思いを込めて2013年にリブランドを実施。

靴下の岡本が手掛けていた三陰交をあたためるソックスがまるでこたつソックスにリブランドされたことがわかる写真
[出典]日刊工業新聞公式HP

ターゲット層を変更したことで一気に爆発的ヒットを記録しました。

確かに、三陰交と言われてなんのことかわかる人はごく少数ですもんね。

それにしても、同じ商品でも名前を買えただけでこんなに売り上げが変わるとは、ネーミングの重要性を実感させられる結果です!

現在はソックス以外も展開中

靴下サプリまるでこたつシリーズにレッグウォーマーや足首ウォーマーやおやすみスイッチという商品があることがわかる写真
[出典]岡本公式HP

まるでこたつソックスは、爆発的ヒットに甘んじることなくさらなる進化を遂げています。

2016年にはメンズ向けが、2017年にはレディース向けのレッグウォーマーを発売。

さらに、足首ウォーマーやおやすみスイッチなども手掛けています。

2023年現在販売されているまるでこたつシリーズの全ラインナップは以下です。

色や形の種類も豊富なので、自分好みの商品を選べます。

》どれを買おうか迷っている人はこちらを参考にしてみてください。

また、2023年については、キティ生誕50周年を記念したデザインのレディース用のまるでこたつソックスが販売されています。

靴下の岡本公式 楽天市場店
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なぜかクロミちゃんデザインもあるので、ファンは要チェックです!

名前を変えて一気に売れた商品はほかにも一杯!

まるでこたつソックス同様、名前を買えただけで爆発的ヒットを記録した商品はほかにもたくさんあります。

たとえば、

  • 「缶入り煎茶」→「お~いお茶」
  • ネピア モイスチャーティシュ」→「鼻セレブ」
  • 「WEST」→「BOSS」

なども、改名により一気に売り上げを伸ばした商品です。

商品がどんなに良くてもしっくり来る名づけをしないと、売れないことがよく分かりますね。

良い商品であるのはもちろんですが、覚えやすくてわかりやすく親しみやすい名前がヒット商品には必須と言えそうです。

まとめ

まるでこたつソックスの前の名前は、「三陰交をあたためるソックス」でした。

商品の品質には自信があるのになかなか売り上げが伸びない中、思い切ってリブランドした結果大ヒットを記録。

ただ、改名をきっかけに売り上げが激増した商品は、「まるでこたつソックス」だけではありません。

「お~いお茶」や「鼻セレブ」、「BOSS」などのロングセラー商品も、実は改名で売り上げを大きく伸ばした過去を持ちます。

品質にこだわって選んでいるつもりでしたが、名前の印象の購買意欲に与える影響の大きさを再認識させられるエピソードでした。

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